[4月1日11:00.天候:晴 埼玉県さいたま市西区・DCJロボット未来科学館 3号機のシンディ]
式典は10時から始まり、くす玉割ったり、テープカットしたりとベタな法則であった。
ミク:「さあ♪光線銃を♪打ち上げろ〜♪」
ミクはシアターホールでミニライブを行ったが、トップスターが来たもんだから、入場制限をしなければならないほど賑わいぶりだった。
ゴンスケ:「石焼きイモ〜♪おイモ♪おイモ♪おイモ♪おイモだよ〜♪」
セキュリティロボットH:「ゴンスケ!館内デ石焼きイモは禁止ダ!」
シンディ:「あいつ、イモ栽培するだけじゃなかったのね」
アルエット:「石焼きイモ屋さん、1つちょうだい」
シンディ:「買うな!てか、ここで売るな!」
シンディとセキュリティロボットHに連れ出されるゴンスケだった。
敷島:「おっ、シンディ。ここにいたのか!」
シンディ:「社長」
敷島:「お前もイベントに出てもらうぞ!」
シンディ:「用途外の内容ならできないよー?」
敷島:「大丈夫だ。お前に打ってつけの内容だ」
シンディ:「?」
100メートル先の的のど真ん中にライフル弾を命中させたシンディ。
右手をライフルに変形させたシンディは、100メートル先の的に弾を当てるのも可能である。
あと、ダミー人形が3体ほど左右に動く的にあっては、マシンガンに変形させ、少し近づいて発砲し、バラバラにした。
敷島が通信機でシンディと交信する。
敷島:「よーし!いいぞ!来館者から好評だ!」
シンディ:「お役に立てて、何よりです」
と、シンディは応えたが、近くで見ていたエミリーはこう思った。
エミリー:(ツイッターに・『女ゴルゴ現る!』・『マジ、ターミネーチャン』と・書かれている・の・だが……)
ゴンスケ:「えー、栽培したての美味しいサツマイモはいらんかね?」
セキュリティロボットJ:「ゴンスケ!販売ノ許可ハ出テイナイ!直チニ、退去セヨ!」
エミリー:「待て、J。私が・協力しよう」
セキュリティロボットJ:「エ、エミリー様!?」
ゴンスケ:「おおっ!さすがはマルチタイプのトップナンバーは話が分かる!」
エミリー:「お前の・サツマイモの・食べ方、オススメは・あるか?」
ゴンスケ:「そりゃもちろん、焼き芋です」
エミリー:「ならば、私が・焼こう」
セキュリティロボットJ:「エミリー様、恐レ入リマスガ、コチラデノ販売ノ許可ハ……」
エミリー:「黙れ」
エミリー、両目をギラッと光らせてセキュリティロボットを黙らせる。
というか、フリーズしてしまったJ号機。
ゴンスケ:「いま、着火道具を持って来ますんで……」
エミリー:「その・必要は・無い」
エミリー、右手を火炎放射器に変形させる。
ゴンスケ:「え、エミリー様?も、もしかして……もしかすると……」
エミリー:「もしか・するぞ」
エミリー、右手から火炎放射器を発射させる。
あっという間に、屋台ごと黒焦げになるイモ全部。
エミリー:「火力が・強過ぎた。やはり・事前の・許可が・必要の・ようだな」
ゴンスケ:「……………」(←口をあんぐり開けて、フリーズしてしまっている。手動による再起動が必要なほどに)
エミリーはシンディと違って大きく笑うことは無いが、しかし浮かべた微笑は氷のようであった。
セキュリティロボットJ:「し、シンディ様……!」
シンディ:「絶対、アタシより鬼軍曹じゃんね……。いい、アンタ達?エミリーを怒らせたら、アタシでも手が付けられないから。そこんとこ、よーくデータに入れておくのよ?」
セキュリティロボットJ:「ハハッ!」
セキュリティロボットK:「カシコマリマシタ!」
[同日12:00.天候:晴 科学館2F・レストラン“AI” 敷島孝夫、アリス敷島、平賀ファミリー]
昼時になって館内のレストランを利用することにした敷島達。
敷島:「ミクのミニライブは大成功でしたね」
平賀:「いや、良かったです。午後の部もあるんでしたね?」
敷島:「そうです。これだったら、もっとグッズ一杯持って来るべきでしたよ。失敗したー」
奈津子:「まあまあ。あくまでも今日は、科学館さんオープンのイベントなんですから。気持ちは分かりますけど、ミクのイベントがメインではないんですから」
敷島:「まあ、そうですけどね」
そこへメイド服姿のメイドロイドがやってくる。
九海(このみ):「いらっしゃいませー!メニューをどうぞ!」
平賀:「おう。悪いな」
敷島:「平賀先生開発のメイドロイドも、だいぶ調子が良いみたいですね」
試作機の七海は、未だに平賀家でメイドロイドとして稼働している。
昔は与えられた命令に対し、漢字変換をミスってとんでもない行動をしたりしていたが、今はそれも無くなったらしい。
同じ読みでも、漢字が違えば思いっきり内容が違うのが日本語だ。
そこの調整も苦労したらしい。
但し、主人に対する忠誠心は本物で、七海の場合、明らかに力の差が大人と子供なのに、暴走したシンディに襲われた平賀を守る為に立ち向かったことがある。
平賀:「おかげさまで……」
アリス:「DCJとのライセンス契約で、いくらもらってるの!?」
敷島:「そんなこと聞くんじゃない!……あー、ビーフカレー1つ」
九海:「はい!今ならオイル交換無料です!」
敷島:「ロイドじゃねぇ!」
平賀:「ハンバーグ定食。オイル交換無料だってんなら、これに補充してくれ」
平賀、手持ちのオイルライターを取り出す。
この場において、唯一の喫煙者である。
九海:「ガソリンですか?軽油ですか?重油はお取り寄せになってしまいますが?」
平賀:「殺す気か!」
未来:「お子様ランチー」
海斗:「ぼくもぼくも!」
九海:「バッテリーパックはお付けしますか?」
平賀:「ロイドじゃねぇ!」
何とか注文を完了させた。
平賀:「昔の七海みたいで懐かしいなぁ……」
敷島:「あんな感じでしたっけ?」
奈津子:「確かにそうね。でも、あの純朴さがまたいいのよ」
敷島:「確かに、ある意味で人気を呼びそうですね。天然ドジっ子メイドなんて、萌要素以外の何物でも無いですからねぇ……」
敷島はグラスに入った水を飲んだ。
敷島:「東京決戦で、何気に活躍しましたからね。七海が助けに行かなかったら、平賀先生、この世にいませんよ?」
平賀:「ええ、それは確かに。七海が時間稼ぎしてくれたおかげです」
七海を壊したシンディは、平賀にトドメを刺そうとしたが、そこへドクター・ウィリーからの帰還命令が入ったため、断念せざるを得なかった。
つまり、七海が割って入らなければ、平賀はそのまま殺されていたわけである。
平賀:「そういう歴史をもっと細かく紹介するってのもいいかもしれませんね」
敷島:「黒歴史も入ってますけど、そこは省いて?後でデイライトさんに相談してみましょうか」
さてさて、午後は一体どうなることやら……。
式典は10時から始まり、くす玉割ったり、テープカットしたりとベタな法則であった。
ミク:「さあ♪光線銃を♪打ち上げろ〜♪」
ミクはシアターホールでミニライブを行ったが、トップスターが来たもんだから、入場制限をしなければならないほど賑わいぶりだった。
ゴンスケ:「石焼きイモ〜♪おイモ♪おイモ♪おイモ♪おイモだよ〜♪」
セキュリティロボットH:「ゴンスケ!館内デ石焼きイモは禁止ダ!」
シンディ:「あいつ、イモ栽培するだけじゃなかったのね」
アルエット:「石焼きイモ屋さん、1つちょうだい」
シンディ:「買うな!てか、ここで売るな!」
シンディとセキュリティロボットHに連れ出されるゴンスケだった。
敷島:「おっ、シンディ。ここにいたのか!」
シンディ:「社長」
敷島:「お前もイベントに出てもらうぞ!」
シンディ:「用途外の内容ならできないよー?」
敷島:「大丈夫だ。お前に打ってつけの内容だ」
シンディ:「?」
100メートル先の的のど真ん中にライフル弾を命中させたシンディ。
右手をライフルに変形させたシンディは、100メートル先の的に弾を当てるのも可能である。
あと、ダミー人形が3体ほど左右に動く的にあっては、マシンガンに変形させ、少し近づいて発砲し、バラバラにした。
敷島が通信機でシンディと交信する。
敷島:「よーし!いいぞ!来館者から好評だ!」
シンディ:「お役に立てて、何よりです」
と、シンディは応えたが、近くで見ていたエミリーはこう思った。
エミリー:(ツイッターに・『女ゴルゴ現る!』・『マジ、ターミネーチャン』と・書かれている・の・だが……)
ゴンスケ:「えー、栽培したての美味しいサツマイモはいらんかね?」
セキュリティロボットJ:「ゴンスケ!販売ノ許可ハ出テイナイ!直チニ、退去セヨ!」
エミリー:「待て、J。私が・協力しよう」
セキュリティロボットJ:「エ、エミリー様!?」
ゴンスケ:「おおっ!さすがはマルチタイプのトップナンバーは話が分かる!」
エミリー:「お前の・サツマイモの・食べ方、オススメは・あるか?」
ゴンスケ:「そりゃもちろん、焼き芋です」
エミリー:「ならば、私が・焼こう」
セキュリティロボットJ:「エミリー様、恐レ入リマスガ、コチラデノ販売ノ許可ハ……」
エミリー:「黙れ」
エミリー、両目をギラッと光らせてセキュリティロボットを黙らせる。
というか、フリーズしてしまったJ号機。
ゴンスケ:「いま、着火道具を持って来ますんで……」
エミリー:「その・必要は・無い」
エミリー、右手を火炎放射器に変形させる。
ゴンスケ:「え、エミリー様?も、もしかして……もしかすると……」
エミリー:「もしか・するぞ」
エミリー、右手から火炎放射器を発射させる。
あっという間に、屋台ごと黒焦げになるイモ全部。
エミリー:「火力が・強過ぎた。やはり・事前の・許可が・必要の・ようだな」
ゴンスケ:「……………」(←口をあんぐり開けて、フリーズしてしまっている。手動による再起動が必要なほどに)
エミリーはシンディと違って大きく笑うことは無いが、しかし浮かべた微笑は氷のようであった。
セキュリティロボットJ:「し、シンディ様……!」
シンディ:「絶対、アタシより鬼軍曹じゃんね……。いい、アンタ達?エミリーを怒らせたら、アタシでも手が付けられないから。そこんとこ、よーくデータに入れておくのよ?」
セキュリティロボットJ:「ハハッ!」
セキュリティロボットK:「カシコマリマシタ!」
[同日12:00.天候:晴 科学館2F・レストラン“AI” 敷島孝夫、アリス敷島、平賀ファミリー]
昼時になって館内のレストランを利用することにした敷島達。
敷島:「ミクのミニライブは大成功でしたね」
平賀:「いや、良かったです。午後の部もあるんでしたね?」
敷島:「そうです。これだったら、もっとグッズ一杯持って来るべきでしたよ。失敗したー」
奈津子:「まあまあ。あくまでも今日は、科学館さんオープンのイベントなんですから。気持ちは分かりますけど、ミクのイベントがメインではないんですから」
敷島:「まあ、そうですけどね」
そこへメイド服姿のメイドロイドがやってくる。
九海(このみ):「いらっしゃいませー!メニューをどうぞ!」
平賀:「おう。悪いな」
敷島:「平賀先生開発のメイドロイドも、だいぶ調子が良いみたいですね」
試作機の七海は、未だに平賀家でメイドロイドとして稼働している。
昔は与えられた命令に対し、漢字変換をミスってとんでもない行動をしたりしていたが、今はそれも無くなったらしい。
同じ読みでも、漢字が違えば思いっきり内容が違うのが日本語だ。
そこの調整も苦労したらしい。
但し、主人に対する忠誠心は本物で、七海の場合、明らかに力の差が大人と子供なのに、暴走したシンディに襲われた平賀を守る為に立ち向かったことがある。
平賀:「おかげさまで……」
アリス:「DCJとのライセンス契約で、いくらもらってるの!?」
敷島:「そんなこと聞くんじゃない!……あー、ビーフカレー1つ」
九海:「はい!今ならオイル交換無料です!」
敷島:「ロイドじゃねぇ!」
平賀:「ハンバーグ定食。オイル交換無料だってんなら、これに補充してくれ」
平賀、手持ちのオイルライターを取り出す。
この場において、唯一の喫煙者である。
九海:「ガソリンですか?軽油ですか?重油はお取り寄せになってしまいますが?」
平賀:「殺す気か!」
未来:「お子様ランチー」
海斗:「ぼくもぼくも!」
九海:「バッテリーパックはお付けしますか?」
平賀:「ロイドじゃねぇ!」
何とか注文を完了させた。
平賀:「昔の七海みたいで懐かしいなぁ……」
敷島:「あんな感じでしたっけ?」
奈津子:「確かにそうね。でも、あの純朴さがまたいいのよ」
敷島:「確かに、ある意味で人気を呼びそうですね。天然ドジっ子メイドなんて、萌要素以外の何物でも無いですからねぇ……」
敷島はグラスに入った水を飲んだ。
敷島:「東京決戦で、何気に活躍しましたからね。七海が助けに行かなかったら、平賀先生、この世にいませんよ?」
平賀:「ええ、それは確かに。七海が時間稼ぎしてくれたおかげです」
七海を壊したシンディは、平賀にトドメを刺そうとしたが、そこへドクター・ウィリーからの帰還命令が入ったため、断念せざるを得なかった。
つまり、七海が割って入らなければ、平賀はそのまま殺されていたわけである。
平賀:「そういう歴史をもっと細かく紹介するってのもいいかもしれませんね」
敷島:「黒歴史も入ってますけど、そこは省いて?後でデイライトさんに相談してみましょうか」
さてさて、午後は一体どうなることやら……。
いつもそこに出店している焼き鳥屋の屋台だが、軽トラが新しくなり、しかも屋台全体をすっぽり覆うテントまでついて、かなり本格的な屋台になっていた。
聞くと売り上げ好調の為、設備投資の費用が捻出できたという。
実はこの屋台の店主、埼玉県川越市内の末寺に所属する法華講員で、どうやら功徳の現証が右肩上がりであるようだ。
私も相互扶助の精神で、よくここの焼き鳥を購入しているが、まあ、今晩のおかずになれる味付けであると思う。
昼飯が知らずして、さいたま市内某所の学会員のラーメン屋で食っちゃったものだから、浄化のつもりで、今夜の夕食はそこで焼き鳥だな。
しかし、宗門ではそんな事が問題にされるんですか?
だったら、食材の入手先や運送屋等々
全て法華講員でなければならないのですか?
何だか「坊主憎けりゃ袈裟まで」を地で行く教え。
学会員には失礼な表現ですね。
ラーメン屋のオーナーがたとえ学会員だとしても、それ以前に一人の人間です。
発言には気を付けないと、今度はあなたが”んっ?”さんにシバかれますよ。
んっさんへ。
宗門では一切気にしませんよ。
むしろ、気にするのは顕正会員です。
ハンネ間違えてごめんなさい。
?を抜いてしまいました。
これは失礼致しました。
最近、とある宗門関係の本をよく読むようになったので、ついそのノリで呟いてしまったのです。
不快なお気持ちにさせてしまい、申し訳ありませんでした。
以後は気をつけます。
仰る通りですね。
気をつけます。
お互い様だと思うのですが、
学会員とはいえ、多分心込めて作ったであろうラーメンを
食べると汚れると教えられているのかと
不思議に思っただけです。
そんな事を言い出せば、流通の全ての段階で
学会員が全くタッチしていない商品など
存在しないでしょうから、「店」だけを気にしても無駄だと思うのです。
勿論、逆もまたしかりであります。
私の以前の上司は法華講員で、
かつ、母校の先輩でしたが、
勤務時間中は互いにその件で争った事はありません。