[3月27日23:16.JR埼京線電車・10号車内 稲生ユウタ、マリアンナ・スカーレット、イリーナ・レヴィア・ブリジッド]
夜中の東京都心を走る通勤電車。
それが1つのターミナル駅に接近した。
〔「まもなく池袋、池袋。お出口は、同じく右側です。池袋の次は終点、新宿に止まります」〕
稲生ユウタ(愛称、ユタ)は2人の魔道師師弟と共に、車中の人となっている。
上り電車とはいえ、平日のこの時間は賑わっていた。
イリーナは魔道師のローブを羽織っていることもあって、ほとんど手ぶら。
マリアもせいぜい小さなバッグ程度なのに対し、ユタは大きなキャリーバッグを持っていた。
「いいの?正式な弟子入りは4月1日からだから、あと4日は家族と一緒に暮らせるよ?」
ユタより年上だが、しかしユタより小柄なマリアがユタの顔を覗き込むようにして聞いた。
「いえ、いいんです。それに……」
ユタはゴソゴソと上着のポケットから、ある物を出した。
それは指定席券。
「今日を逃すと、あとは5月まで運転されませんからね。快速“ムーンライト信州”」
「ま、まあ……。修行中は、なかなか乗り鉄もできないしね」
マリアは半分呆れながら、しかしもう半分は彼らしい発言と、複雑な顔をした。
埼京線上り電車は池袋駅には低速度で進入する。
駅の手前の線形が頗る悪いからである。
ドアが開くと、ここで降りる乗客も去ることながら、乗車客も結構いた。
〔「池袋です。埼京線の新宿行きです。次は終点の新宿です。発車まで1分ほど停車致します」〕
で、その中に……。
「おー!稲生君と魔女のお2人さん!」
「藤谷班長!?」
ユタが信心していた頃、直属の上長として世話になっていた藤谷春人が偶然乗ってきた。
「どうしたんです?こんな時間に?」
「それはこっちのセリフだよ。まあ、この人達と一緒ってことは、これからどこか遠くへ行くんだろうと推察するけどもね」
「まあ、そうですね」
ユタは頷いた。
「もっとも、俺も近々もっと遠い所へ行くけどな」
藤谷は得意げだ。
「冥鉄の列車なら、もっと遅くならないと出ないが?」
マリアは金色の眉を潜めて言った。
「相変わらず手厳しいねぇ。あの世までは行かないよ。ヨーロッパに出張だ」
「ヨーロッパですか?」
「ああ。これを見てくれ」
藤谷は1枚のパンフレットをユタ達に見せた。
「今、北海道のど真ん中にテーマパークを作る計画があってだな、ヨーロッパの古城を移築する計画があるんだ。それらの仕事はJVなんだが、この度、大聖人様からの功徳で我が藤谷組も仲間入りを果たすことができたんだ」
「壮大な計画ですね」
ユタは感心したが、マリアは冷やかだ。
「いくら日本の景気が上向いているからといって、今さらこんなハコモノは無駄な抵抗だと思うが?」
「いや、そんなことはないさ」
「どうだか……」
〔「埼京線の新宿行きです。お待たせ致しました。まもなく発車致します。次は終点、新宿です」〕
ホームから軽快な発車メロディが流れて来る。
元々は発車ベルの殺伐とした音色や、それからくる駆け込み乗車の防止が目的だったが、今ではそれを合図に急ぎ足になる乗客が多い。
〔1番線、ドアが閉まります。ご注意ください。次の電車を、ご利用ください〕
電車はターミナル駅の1つを発車した。
ユタ達が乗っている先頭車はさほどでも無かったが、新宿駅で1番賑わう出口へ向かう後ろの車両はメチャ混みかもしれない。
〔次は終点、新宿です〕
「藤谷班長はどこからどこへ?」
ユタの質問に、
「これから海外遠征で、しばらくお寺には参詣できなくなるからな。しかし、この大仕事を受けさせてくれた感謝の気持ちを御本尊様にお伝えすると共に、御供養をいくつかしてきた。で、向こうで話し込んでいるうちに、こんな時間になっちゃったってわけだ。明日は朝早くの飛行機で飛ぶから、新宿のホテルに一泊だよ」
「そうなんですか」
「そういう稲生君達は、これから長野かい?」
「僕は僕で、マリアさんの屋敷に泊まり込んで、魔道師になる為の修行です」
「仏道修行より厳しそうだな。ま、仏法と違って、退転しても罰は当たらんだろ。嫌になったら、いつでも戻ってこい。御勧誡は、いつでも執り行えるからな」
「はい」
「……そんなことは無いがな」
マリアは静かに否定した。
[同日23:21.JR新宿駅 ユタ、マリア、イリーナ、藤谷]
北海道に移築するというヨーロッパの古城は、かつてどこかの貴族が所有していたもので、それだけ聞けば観光名所になりそうなものだが、現地ではどういうわけだか、そうはいかなかったらしい。
〔まもなく終点、新宿、新宿。お出口は、右側です。【中略】今日もJR東日本をご利用くださいまして、ありがとうございました〕
「そろそろ、お師匠さんを起こした方がいいぞ」
「そうですね。イリーナさん……あ、いや、先生。そろそろ降りますよ」
「弟子入りしたから、先生か」
「うーん……あと5分……」
「ダメですよ。5分もしたら、折り返し下り電車になりますよ」
「お約束だな」
藤谷は納得したかのように頷いた。
「お約束だが、今オマエが頭の中で考えたことを実行したら、痴漢の現行犯で駅事務室に連行する」
マリアは藤谷に冷たく言い放った。
その時の目は、久しぶりに見る快楽殺人者のようなものだった。
「な、何も考えて無ェって。(センセーの巨乳モミモミしたら、目ェ覚めんじゃねぇのって、冗談だって!)」
で……。
〔しんじゅく〜、新宿〜。本日もJR東日本をご利用くださいまして、ありがとうございました。お忘れ物の無いよう、ご注意ください〕
「あぁふ……。日本の電車は安心して寝れるねぃ……」
イリーナは大きな欠伸をして電車を降りた。
「今寝ちゃうと、今度の夜行列車で眠れなくなりますよ?」
ユタは苦笑いして言った。
「まあ、師匠のことだから、その夜行列車でも朝まで爆睡だろうけどね」
ユタの言葉を受けて、マリアが別の笑みを浮かべる。
「じゃあ稲生君、気をつけて行けよ」
「班長も、お元気で」
「何か、またどこかで会いそうな気がするな」
「それは無い」
マリアが冷たく言い放つ。
「いやあ……僕は何だか有りそうな気がします」
「うん、そうだね」
と、イリーナは目を細めて頷いた。
「予知能力はマリアよりユウタ君の方が優れていそうだから、ユウタ君の方が当たりそうだね」
「さすがセンセー!」
「それより、もしフランスに行くことがあったら、お土産に【高級ワイン】お願いね?」
「任せてください!」
「なに人間にタカってるんですか!」
弟子に窘められる師匠イリーナだった。
[同日23:54.中央本線臨時快速“ムーンライト信州”81号車内 ユタ、マリア、イリーナ]
3人の魔道師師弟3人組を乗せた夜行列車は、ゆっくりと新宿駅を発車した。
旧国鉄のクリーム色と赤色に塗られた特急用の車両は、旅情が満点だったが、肝心のヘッドマークは単に“ムーンライト信州”と書かれただけの無機質なものだった。
ユタとマリアは2人用の席に隣り合って座ったが、その前に座ったイリーナはさっさとカーテンを閉め、座席をリクライニングしてフードを被って眠り始めた。
確かこういう臨時快速の場合、車内改札があるはずなので、ユタが代わりにイリーナのキップを預かっておいた。
〔♪♪“鉄道唱歌”♪♪。「お待たせ致しました。本日もJR東日本をご利用頂きまして、ありがとうございます。23時54分発、中央本線、大糸線直通の臨時快速“ムーンライト信州”81号、松本方面、白馬行きです。停車駅は立川、八王子、大月、塩山、甲府、【以下略】。主な駅の到着時刻をご案内致します。【中略】終点、白馬には明朝5時40分の到着予定です。電車は6両編成での運転です。【中略】次は立川、立川です」〕
「はい、ご面倒様です。恐れ入ります」
思った通り、車掌が回ってくる。
「すいません、この人のです」
ユタ達の所まで回って来ると、ユタはすぐにイリーナのキップを渡した。
車掌は何か苦言を言うわけでもなく、
「はい、ありがとうございます。……はい、すいません」
普通に受け取って青い改札印を押して返してきた。
「……はい、ありがとうございます」
「ユウタ君、私は洗面所に行ってくる。しばらく東京の風景は見られなくなるから、今のうちに夜景でも目に焼き付けておいた方がいい」
「はい、そうします」
マリアは自分のローブを脱ぐと座席の上に起き、洗面用具を持ってデッキに向かった。
今乗っている車両はグレードアップと言って、現役特急時代にリニューアルされた編成なので、洗面台も新しくなっているはずだ。
そんな鉄道の知識も、まもなく無駄知識となる修行生活。
都会からも隔絶された場所での生活が、まもなく始まろうとしている。
しかしユタに待ち受けていたのは、ユタに対してだけの試練では無かったのである。
夜中の東京都心を走る通勤電車。
それが1つのターミナル駅に接近した。
〔「まもなく池袋、池袋。お出口は、同じく右側です。池袋の次は終点、新宿に止まります」〕
稲生ユウタ(愛称、ユタ)は2人の魔道師師弟と共に、車中の人となっている。
上り電車とはいえ、平日のこの時間は賑わっていた。
イリーナは魔道師のローブを羽織っていることもあって、ほとんど手ぶら。
マリアもせいぜい小さなバッグ程度なのに対し、ユタは大きなキャリーバッグを持っていた。
「いいの?正式な弟子入りは4月1日からだから、あと4日は家族と一緒に暮らせるよ?」
ユタより年上だが、しかしユタより小柄なマリアがユタの顔を覗き込むようにして聞いた。
「いえ、いいんです。それに……」
ユタはゴソゴソと上着のポケットから、ある物を出した。
それは指定席券。
「今日を逃すと、あとは5月まで運転されませんからね。快速“ムーンライト信州”」
「ま、まあ……。修行中は、なかなか乗り鉄もできないしね」
マリアは半分呆れながら、しかしもう半分は彼らしい発言と、複雑な顔をした。
埼京線上り電車は池袋駅には低速度で進入する。
駅の手前の線形が頗る悪いからである。
ドアが開くと、ここで降りる乗客も去ることながら、乗車客も結構いた。
〔「池袋です。埼京線の新宿行きです。次は終点の新宿です。発車まで1分ほど停車致します」〕
で、その中に……。
「おー!稲生君と魔女のお2人さん!」
「藤谷班長!?」
ユタが信心していた頃、直属の上長として世話になっていた藤谷春人が偶然乗ってきた。
「どうしたんです?こんな時間に?」
「それはこっちのセリフだよ。まあ、この人達と一緒ってことは、これからどこか遠くへ行くんだろうと推察するけどもね」
「まあ、そうですね」
ユタは頷いた。
「もっとも、俺も近々もっと遠い所へ行くけどな」
藤谷は得意げだ。
「冥鉄の列車なら、もっと遅くならないと出ないが?」
マリアは金色の眉を潜めて言った。
「相変わらず手厳しいねぇ。あの世までは行かないよ。ヨーロッパに出張だ」
「ヨーロッパですか?」
「ああ。これを見てくれ」
藤谷は1枚のパンフレットをユタ達に見せた。
「今、北海道のど真ん中にテーマパークを作る計画があってだな、ヨーロッパの古城を移築する計画があるんだ。それらの仕事はJVなんだが、この度、大聖人様からの功徳で我が藤谷組も仲間入りを果たすことができたんだ」
「壮大な計画ですね」
ユタは感心したが、マリアは冷やかだ。
「いくら日本の景気が上向いているからといって、今さらこんなハコモノは無駄な抵抗だと思うが?」
「いや、そんなことはないさ」
「どうだか……」
〔「埼京線の新宿行きです。お待たせ致しました。まもなく発車致します。次は終点、新宿です」〕
ホームから軽快な発車メロディが流れて来る。
元々は発車ベルの殺伐とした音色や、それからくる駆け込み乗車の防止が目的だったが、今ではそれを合図に急ぎ足になる乗客が多い。
〔1番線、ドアが閉まります。ご注意ください。次の電車を、ご利用ください〕
電車はターミナル駅の1つを発車した。
ユタ達が乗っている先頭車はさほどでも無かったが、新宿駅で1番賑わう出口へ向かう後ろの車両はメチャ混みかもしれない。
〔次は終点、新宿です〕
「藤谷班長はどこからどこへ?」
ユタの質問に、
「これから海外遠征で、しばらくお寺には参詣できなくなるからな。しかし、この大仕事を受けさせてくれた感謝の気持ちを御本尊様にお伝えすると共に、御供養をいくつかしてきた。で、向こうで話し込んでいるうちに、こんな時間になっちゃったってわけだ。明日は朝早くの飛行機で飛ぶから、新宿のホテルに一泊だよ」
「そうなんですか」
「そういう稲生君達は、これから長野かい?」
「僕は僕で、マリアさんの屋敷に泊まり込んで、魔道師になる為の修行です」
「仏道修行より厳しそうだな。ま、仏法と違って、退転しても罰は当たらんだろ。嫌になったら、いつでも戻ってこい。御勧誡は、いつでも執り行えるからな」
「はい」
「……そんなことは無いがな」
マリアは静かに否定した。
[同日23:21.JR新宿駅 ユタ、マリア、イリーナ、藤谷]
北海道に移築するというヨーロッパの古城は、かつてどこかの貴族が所有していたもので、それだけ聞けば観光名所になりそうなものだが、現地ではどういうわけだか、そうはいかなかったらしい。
〔まもなく終点、新宿、新宿。お出口は、右側です。【中略】今日もJR東日本をご利用くださいまして、ありがとうございました〕
「そろそろ、お師匠さんを起こした方がいいぞ」
「そうですね。イリーナさん……あ、いや、先生。そろそろ降りますよ」
「弟子入りしたから、先生か」
「うーん……あと5分……」
「ダメですよ。5分もしたら、折り返し下り電車になりますよ」
「お約束だな」
藤谷は納得したかのように頷いた。
「お約束だが、今オマエが頭の中で考えたことを実行したら、痴漢の現行犯で駅事務室に連行する」
マリアは藤谷に冷たく言い放った。
その時の目は、久しぶりに見る快楽殺人者のようなものだった。
「な、何も考えて無ェって。(センセーの巨乳モミモミしたら、目ェ覚めんじゃねぇのって、冗談だって!)」
で……。
〔しんじゅく〜、新宿〜。本日もJR東日本をご利用くださいまして、ありがとうございました。お忘れ物の無いよう、ご注意ください〕
「あぁふ……。日本の電車は安心して寝れるねぃ……」
イリーナは大きな欠伸をして電車を降りた。
「今寝ちゃうと、今度の夜行列車で眠れなくなりますよ?」
ユタは苦笑いして言った。
「まあ、師匠のことだから、その夜行列車でも朝まで爆睡だろうけどね」
ユタの言葉を受けて、マリアが別の笑みを浮かべる。
「じゃあ稲生君、気をつけて行けよ」
「班長も、お元気で」
「何か、またどこかで会いそうな気がするな」
「それは無い」
マリアが冷たく言い放つ。
「いやあ……僕は何だか有りそうな気がします」
「うん、そうだね」
と、イリーナは目を細めて頷いた。
「予知能力はマリアよりユウタ君の方が優れていそうだから、ユウタ君の方が当たりそうだね」
「さすがセンセー!」
「それより、もしフランスに行くことがあったら、お土産に【高級ワイン】お願いね?」
「任せてください!」
「なに人間にタカってるんですか!」
弟子に窘められる師匠イリーナだった。
[同日23:54.中央本線臨時快速“ムーンライト信州”81号車内 ユタ、マリア、イリーナ]
3人の魔道師師弟3人組を乗せた夜行列車は、ゆっくりと新宿駅を発車した。
旧国鉄のクリーム色と赤色に塗られた特急用の車両は、旅情が満点だったが、肝心のヘッドマークは単に“ムーンライト信州”と書かれただけの無機質なものだった。
ユタとマリアは2人用の席に隣り合って座ったが、その前に座ったイリーナはさっさとカーテンを閉め、座席をリクライニングしてフードを被って眠り始めた。
確かこういう臨時快速の場合、車内改札があるはずなので、ユタが代わりにイリーナのキップを預かっておいた。
〔♪♪“鉄道唱歌”♪♪。「お待たせ致しました。本日もJR東日本をご利用頂きまして、ありがとうございます。23時54分発、中央本線、大糸線直通の臨時快速“ムーンライト信州”81号、松本方面、白馬行きです。停車駅は立川、八王子、大月、塩山、甲府、【以下略】。主な駅の到着時刻をご案内致します。【中略】終点、白馬には明朝5時40分の到着予定です。電車は6両編成での運転です。【中略】次は立川、立川です」〕
「はい、ご面倒様です。恐れ入ります」
思った通り、車掌が回ってくる。
「すいません、この人のです」
ユタ達の所まで回って来ると、ユタはすぐにイリーナのキップを渡した。
車掌は何か苦言を言うわけでもなく、
「はい、ありがとうございます。……はい、すいません」
普通に受け取って青い改札印を押して返してきた。
「……はい、ありがとうございます」
「ユウタ君、私は洗面所に行ってくる。しばらく東京の風景は見られなくなるから、今のうちに夜景でも目に焼き付けておいた方がいい」
「はい、そうします」
マリアは自分のローブを脱ぐと座席の上に起き、洗面用具を持ってデッキに向かった。
今乗っている車両はグレードアップと言って、現役特急時代にリニューアルされた編成なので、洗面台も新しくなっているはずだ。
そんな鉄道の知識も、まもなく無駄知識となる修行生活。
都会からも隔絶された場所での生活が、まもなく始まろうとしている。
しかしユタに待ち受けていたのは、ユタに対してだけの試練では無かったのである。
おかげで、P-OBAの本名がだいたい分かった。
顔バレと名前バレすれば、誰かのルートで追い詰められていくことだろう。
私の所のルートかもしれないし、他の人かもしれない。
沖浦さんの言葉を借りれば、怨嫉謗法を誰よりも続けたことで、自滅への道を進んでいるということだ。
無論私は、救済する気は無い。
若ければまだ良いのだが、あの年ではもう無理だろう。
私は嫌煙家なので、ありがたい状態なのですが。
因みに“ムーンライト信州”はリニューアル車であっても、普通車のトイレは和式のままです。
悪しからず。
作中で紹介した通り、洗面所は一部を覗いてリニューアルされてるんですけどね。
洋式派の私がバスにシフトする理由の1つです。
ジジイ「全く!そんなもんを取っ払うからJRから客が離れるんじゃ!昔は普通列車でも吸えたんじゃぞ!懐かしいわ!」
私みたいに布教講演をバックレして、とっとと昼飯を食う方にはオススメであるがw
ましてや、富士山山開き中の連休は絶対やめとけ。
私も地獄を見た。
こりゃまた私の聞いたことの無い名前が上がりましたねー。
埼玉スタジアムとかだったら、乗り鉄・乗りバスの一環で行けそうなものですがね。
西武園は……東村山から出ている枝線ですか。
状況を聞くに、あまり気が進みませんなァ……。
★アルディージャ:安くてウマ
★ライオンズ:高くてウマ
★ブロンコス:安くてマズ
アルディージャは黙って買いだぜ。ライオンズとブロンコスは、まぁ損はしないって感じかな?レッズは最近行ってないから知らん。ヒートベアーズとアストライアは新規だからもちろん知らんが、熊谷市はグルメにチカラ入れてっからヒートベアーズは期待できるかな?とりあえず、お約束のゼリーフライはあるらしいw
問題は西武園競輪である。ズバリ!高くてマズw
大抵は昔の特急“あさま”の塗装をしたものが使用されるが、たまに国鉄特急色をしたものが運用に就くこともあるという。
……ので、今回はそれにした。
よっぴんさんも、先方の正体をご存知なのなら晒し返してやればいいものを、本当に優しい方だ。
私はそこまでお人好しじゃないんでね。