おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2014年版ものづくり白書の30ージ「図112-35 第一次所得収支の推移」を見ましたが、今日は30ージ「図112-37 海外での収益の使途」をみます。
昨日見た通り、海外現地法人の収益である「2013年の直接投資収益」は5.4兆円と年々拡大が続いています。
この5.4兆円の理由を見ると、我が国企業が海外で稼いだ収益6.6兆円から海外企業が我が国で稼いだ利益1.2兆円を差し引いたネットされた金額であるということです。
重要なのはここからで、我が国企業が海外で稼いだ収益6.6兆円の内、日本国内へ還元されたのは4.8兆円に留まり、1.8兆円は海外で再投資されている点にも留意が必要であるが、国内へ還元される金額は年々増加しているということです。
今、為替が円安になったにもかかわらず、なぜ輸出が増加しないのかがテーマになっていますが、これを読むと直接投資収益が間接的に影響していることが分かりますね!
昨日は2014年版ものづくり白書の30ージ「図112-35 第一次所得収支の推移」を見ましたが、今日は30ージ「図112-37 海外での収益の使途」をみます。
昨日見た通り、海外現地法人の収益である「2013年の直接投資収益」は5.4兆円と年々拡大が続いています。
この5.4兆円の理由を見ると、我が国企業が海外で稼いだ収益6.6兆円から海外企業が我が国で稼いだ利益1.2兆円を差し引いたネットされた金額であるということです。
重要なのはここからで、我が国企業が海外で稼いだ収益6.6兆円の内、日本国内へ還元されたのは4.8兆円に留まり、1.8兆円は海外で再投資されている点にも留意が必要であるが、国内へ還元される金額は年々増加しているということです。
今、為替が円安になったにもかかわらず、なぜ輸出が増加しないのかがテーマになっていますが、これを読むと直接投資収益が間接的に影響していることが分かりますね!