おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2014年版)の202ページ「第3-2-20図 初期起業準備者が直面している課題」をみましたが、今日は203ページ「第3-2-21図 具体的な起業の準備に踏み切ったきっかけ」をみます。
下図により、実際に具体的な起業の準備に踏み切ったきっかけを見ると、「働き口(収入)を得る必要」、「周囲の人の勧め・誘い」、「一緒に起業する仲間の存在」を回答する割合が高いことが分かります。
女性の特徴としては、「周囲の人の勧め・誘い」、「一緒に起業する仲間の存在」とともに、「資格の取得」、「家庭環境の変化(結婚、離婚、出産等)」と回答する者の割合が比較的高く、若者は、「周囲の人の勧め・誘い」、「一緒に起業する仲間の存在」と回答する者が多く、シニアは、「退職」を挙げる者が多くなっています。
このようにライフステージに応じて傾向が見られることから、年齢の流れや勢いで起業するのも良いですが、それでは差別化することが難しいように感じます。
選択肢の中で、回答率が最も低いのが「取引先や親会社からの要請」ですが、これが最も事業として成功する可能性を高くさせます。
つまり、自分の経験や能力のどの部分にビジネスとしてのニーズがあるのか、これを掘り起こすことができれば、起業の成功確率は高まるということです!
昨日は中小企業白書(2014年版)の202ページ「第3-2-20図 初期起業準備者が直面している課題」をみましたが、今日は203ページ「第3-2-21図 具体的な起業の準備に踏み切ったきっかけ」をみます。
下図により、実際に具体的な起業の準備に踏み切ったきっかけを見ると、「働き口(収入)を得る必要」、「周囲の人の勧め・誘い」、「一緒に起業する仲間の存在」を回答する割合が高いことが分かります。
女性の特徴としては、「周囲の人の勧め・誘い」、「一緒に起業する仲間の存在」とともに、「資格の取得」、「家庭環境の変化(結婚、離婚、出産等)」と回答する者の割合が比較的高く、若者は、「周囲の人の勧め・誘い」、「一緒に起業する仲間の存在」と回答する者が多く、シニアは、「退職」を挙げる者が多くなっています。
このようにライフステージに応じて傾向が見られることから、年齢の流れや勢いで起業するのも良いですが、それでは差別化することが難しいように感じます。
選択肢の中で、回答率が最も低いのが「取引先や親会社からの要請」ですが、これが最も事業として成功する可能性を高くさせます。
つまり、自分の経験や能力のどの部分にビジネスとしてのニーズがあるのか、これを掘り起こすことができれば、起業の成功確率は高まるということです!