【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

今日はカフェ日和

2008-09-24 17:12:39 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


   昨日の朝の冷えこそ、
  ありませんでしたが、
  今日も、いいお天気になりました。

   今朝は、虫の声を耳にしないと思い
  ましたら、小鳥の囀(さえず)りが・・。

   と言っても、ずっと鳴いていたのに、
  夏の間は蝉の鳴き声や、
  最近では、虫の声に気を取られて
  いたからなのでしょうね。

   何だか懐かしささえ、
  感じてしまいます。

   夏の終わりの、何とも言えない
  寂寥感かも知れません。

   さて今日は、あまり日があいていま
  せんが、『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』
  の開店です。 

   と言うのも、今日はあまりにも木陰が気持ち良さそうでしたから。
  それに、久し振りに取り出した、『英国紅茶への招待』。
  この本のせいも、多分にあるかも知れません。



   この所、珈琲ばかり
  でしたので、久し振り
  薔薇茶を飲んでみたく
  なりました。

   珈琲には、あまり文化
  がありませんが、紅茶
  にはありますものね。

   と言っても、英国紅茶
  特有のミルクティーでは
  ありませんが・・。

  でも、言うまでもなく、薔薇茶も、
 とても優雅な気分になりますね。

  今日は、テーブル代わりの大きな
 壺の上で。壺は大きいのですが、
 テーブルにすると、少し小さ目です。

  でも、なぜか私は、こちらの方が
 落ち着くのです。私だけの東屋。

  大きな部屋より小さな部屋の方が
 落ち着く・・と言った、そんな心理と
 同じなのかも知れませんね。

  ティーベル代わりの土鈴は、今の
 季節にピッタリの彼岸花の絵柄。
 菊? かも知れません。恵那峡で買った物です。「コロ、コロ」 と、くぐもった音。

   そうそう、上の本の事。この本には、“「英国紅茶は、美しい心が淹れる」~お茶を頂く
  時には、クロスを敷き、必ず花を飾りましょう・・” なんて、書いてあります。

   一杯のお茶を頂くにも、こだわりを持って・・という事なのでしょうね。
  そう言えば、『アンの世界』 にも・・。

   “ジェーンは・・・食卓にテーブル掛けを広げ、父が店屋から
  買って来た皿を並べた。食卓を飾るのに、荒れた庭へ出て、
  「けまんそう」 と 「百合」 で花束をこしらえた。
  花を挿すものがないので、どこからか錆びた古い缶を見つけて
  来て、それをトランクから探し出した緑色の絹のスカーフで
  くるみ ―― ミニイおばさんから貰った高価な絹のスカーフだった
  ―― それに花を活けた。”
           【「丘の家のジェーン」 第16章】

   アン もそうですが、この ジェーン にしても、テーブルセッティングしています。
  決して豪華ではありません。と言うより質素過ぎるくらい。
  でも、食卓に花を飾る・・という気持ちが、大切なのですね。

   それが、心のゆとりとなり、優雅さとなって表われるのでしょう。
  共通点がありますね。英国の流れを汲んでいる・・と言うのも分かる気がします。