【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

朝の美人は一日美人

2008-09-03 18:27:59 | 香る庭の花綴り


   今朝は、「リ、リ、リ~ン」 と鳴く
  鈴虫の音色と、こんな優しい空で
  目覚めました。

   それなのに・・午前9時前から、
  かなり強い雨が・・。

   ただ、この所の天気の特徴で、
  一日中、降り続く事はありません。

   今では、青空も覗いていますが、
  相変わらず蒸し暑く、天候も不安定。

   何だか季節が、夏を通り越して、
  梅雨の季節に逆戻りしてしまったのかと・・錯覚を起こしそうな、そんな天気です。

 
「ヘブンリー・ブルー(天上の青)」         「暁の海」

 
「薩摩の紫(ゆかり)」

 その季節の錯覚? が顕著なのが、この朝顔です。
今頃になって、大輪の花を次から次へと開花させています。

 そのパ~ッと開いた涼やかな瞳は、とても愛らしくて。
朝一番に、こんな花に会えるって、とても素敵な事ですね。

 それに、この季節になると、(何度も言っていますが) 一日中、楽しめるのです。
色も、七変化の如く変わり、こうなると 「朝の美人」 どころか、「一日中美人」 ですね。

 でも、こんな事を言いながら・・朝顔が終わったら又、
違う花でも私は、同じ事を言うのでしょうね。
アレッ・・!?  いつの間にか、アン の口癖が、私にも移ってしまったようです。

 ところで、花の終わり方(散り方)って、色々ありますね。
(以前にも記しましたが) 花びらが1枚ずつ、ハラハラ・・と散るもの。
代表的なものに、桜や、薔薇がありますね。

 あるいは、椿のように花首ごと、ぽっくり落ちるもの。かと思えば・・。
ハイビスカスのように、花弁をしっかり閉じ合わせて、しんなりするもの。

 この朝顔は、花弁は落ちずに丸くなって、花びらの先から茶色になって行きます。
その姿は、ちょっぴり哀れにも感じられ・・。最後まで頑張っているのですよね。

 そうそう、「秋の七草」 の一つ、「萩」
万葉時代には、桜より愛された花ですが、この 「萩」 は、散るとは言わないそうですね。
“こぼれる”。日本語の奥深さを、ここでも思います。



 最後に。昨日の夕方の事。雨が降りながら、虹が出ていました。
空も晴れたり曇ったり、はたまた雷を鳴らしたり・・。
色々、忙しいようですが、こんなプレゼントは、嬉しいです。