今朝は、「リ、リ、リ~ン」 と鳴く
鈴虫の音色と、こんな優しい空で
目覚めました。
それなのに・・午前9時前から、
かなり強い雨が・・。
ただ、この所の天気の特徴で、
一日中、降り続く事はありません。
今では、青空も覗いていますが、
相変わらず蒸し暑く、天候も不安定。
何だか季節が、夏を通り越して、
梅雨の季節に逆戻りしてしまったのかと・・錯覚を起こしそうな、そんな天気です。
「ヘブンリー・ブルー(天上の青)」 「暁の海」
「薩摩の紫(ゆかり)」
その季節の錯覚? が顕著なのが、この朝顔です。
今頃になって、大輪の花を次から次へと開花させています。
そのパ~ッと開いた涼やかな瞳は、とても愛らしくて。
朝一番に、こんな花に会えるって、とても素敵な事ですね。
それに、この季節になると、(何度も言っていますが) 一日中、楽しめるのです。
色も、七変化の如く変わり、こうなると 「朝の美人」 どころか、「一日中美人」 ですね。
でも、こんな事を言いながら・・朝顔が終わったら又、
違う花でも私は、同じ事を言うのでしょうね。
アレッ・・!? いつの間にか、アン の口癖が、私にも移ってしまったようです。
ところで、花の終わり方(散り方)って、色々ありますね。
(以前にも記しましたが) 花びらが1枚ずつ、ハラハラ・・と散るもの。
代表的なものに、桜や、薔薇がありますね。
あるいは、椿のように花首ごと、ぽっくり落ちるもの。かと思えば・・。
ハイビスカスのように、花弁をしっかり閉じ合わせて、しんなりするもの。
この朝顔は、花弁は落ちずに丸くなって、花びらの先から茶色になって行きます。
その姿は、ちょっぴり哀れにも感じられ・・。最後まで頑張っているのですよね。
そうそう、「秋の七草」 の一つ、「萩」。
万葉時代には、桜より愛された花ですが、この 「萩」 は、散るとは言わないそうですね。
“こぼれる”。日本語の奥深さを、ここでも思います。
最後に。昨日の夕方の事。雨が降りながら、虹が出ていました。
空も晴れたり曇ったり、はたまた雷を鳴らしたり・・。
色々、忙しいようですが、こんなプレゼントは、嬉しいです。