【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

焔のある優しい暮らし

2008-09-18 16:13:40 | ハーブと香り雑学


   台風の影響からか、今朝は、雨となりました。
  と言っても、降りっ放しではなく、
  早い時間からやんでいましたが・・。

   勿論、今も降っていません。曇り空。
  おまけに風もあり、
  今朝は肌寒ささえ覚えたものです。
  今は、それほどでもありませんが・・。

   ところで、こんな日は蝋燭(ろうそく)が、
  似合うと思いませんか・・? 
  でも上の写真は、ちょっと並べ過ぎですね。

   でも、これだけの量になりますと、
  かなり明るいです。蝋燭。キャンドル。

   これが食卓にたった一つあるだけで、
  部屋の雰囲気が、ガラッと変わります。

   それに、和にも洋にも不思議に合うのです。
  誰しも、1本の蝋燭の焔を、じっと見つめた経験、おありかと思います。

   そのゆらゆら揺れる美しい焔は、何とも言えない安らぎを運んで来てくれます。
  静かで・・それでいて華やかで・・。

   どんなワインよりも料理よりも、ご馳走だと思うのは、私だけでしょうか。
  そう言えば・・。

   『アンの世界』 と同じく、P・エドワード島を描いている、
  『エミリーの世界』 には、この蝋燭の事は、沢山の記述があります。
  時代背景的に仕方がないと、言ってしまえば、それまでですが・・。

   “・・・私達は、室の周りにぐるっと蝋燭を灯した。・・・・・
  即席の燭台を作るのが、大層面白く、出だしから好調で、
  それにガス灯よりも蝋燭の灯りの方が何となく、
  ずっと親しみ深いし、気を引き立たせもする。・・・”

                                   【「エミリーはのぼる」 第11章】

   明る過ぎる、部屋の明かりを消して、一度、蝋燭を灯してみませんか?
  穏やかで優しい時が流れます。心豊かな幸せな時間。

   特別の蝋燭立てなど、必要ありません。
  手持ちの硝子の器やグラス、ゴブレットなどで、十分です。

   口が広ければ、言う事はありません。
  勿論、硝子だけでなく、土物も趣がありますね。

   普通のアロマ用の小さな蝋燭も、お皿と火屋(ほや)があれば、写真の通り、
  和風に変身。この火屋は、エアコンや扇風機などの風に助かります。

   こんな時、壊したランプのそれを捨てなくて良かったと思う瞬間ですが、
  かさばりますね。

   一応、これらの蝋燭は、アロマキャンドルです。
  今日は、あまり香りの事など考えず、多くの蝋燭を灯しましたが、
  香りを揃えるのも心楽しいものです。
  尤も、これだけあっても、その香り、全然邪魔にはなりませんが・・。