【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薔薇のことづけ

2008-09-16 17:02:22 | リラのお気楽ユメ日記


    昨日の雨は上がり、
   真珠色の空で明けました。

    そして今朝の目覚めは、
   虫の音楽です。

    一度、夜中に目が覚め、
   “虫が鳴いているな・・”
   ~なんて、思ったものです。

    それは朝まで続き、
   気分だけは、“大草原の小さな家”。

    その空も、午前10時頃には、青空に。
   ただ、そうなると今度は、蒸し暑さまで感じてしまいます。
   今日は風が吹いているので、幾分救われますが・・。

    『アンの世界』 のような、すっきりした秋になるには、
   まだまだ時間が、かかりそうです。

   “空中には、魔術が漂っていた。
  かえでの枝越しに、ちらっと港の青い色が見えた。
  芝生に垂れ下がる柳は、柔らかに降り注ぐ黄金の雨のようだった。
   広大な空の庭園が、弧を描く下には、豊穣な土地が、
  信じ難いほどの色彩、円かな光と伸びる影の土地が、
  秋を独り占めにしていた。”
                【「炉辺荘のアン」 第29章】

   さて、冒頭の写真。
  一時、ロート・アイアンの薔薇の、こんな鏡、こぞって集めていましたっけ・・。
  尤も、ロート・アイアンに限らず、鏡は好きでしたので、他の物も買っていましたが・・。

   という訳で・・。
  壁には、あっちにも、こっちにも、鏡が張り巡らされ、置かれています。

   それは、家の中の空間を広げる・・という、思わぬ効果も、ありましたが、
  どこにいても、自分の顔が映り・・。今では、いい加減、飽きて? 来ました。

   “・・・それに、あの人は、年以上に老けて見える。
  (あたしも、老けて見えるようになったかしら) この時、
  初めて年齢が、重荷に感じられた。
  アンは、鏡の前に行き、詳しく自分を調べた。・・・・・”
   
                                         【「炉辺荘のアン」 第41章】

   自惚(うぬぼれ)れ鏡? しか買わなかったつもりですが、それも最近では・・。
  それに、アンのように、今では詳しく自分を調べるという事も、なくなりました。
  これでは、いけませんね。

    先日、ラジオで聴き、
   魅了されてしまいました、
   イタリアカンツォーネの
   CD、図書館で借りて来ました。

    図書館を利用しない手は、
   ありませんね。
  
    曲はとても軽快で、心も、
   パ~ッと、明るくなります。