日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

究極のエコ!

2014年09月12日 | つれづれ

皆様は古い洋服類はどうされますか?私は処分してしまう洋服も多いですが、いくつかは捨てきれずにクローゼットの奥にしまっています。

東京で行われる同窓会が近づいてきたので、着るものはどうしようかと気になりだし、クローゼットの奥にしまっている14,5年前の洋服を思い出しました。

クローゼットから出したその洋服は、当時流行っていた、肩パットが入って肩を強調したもの。そういえば当時はこんな感じのデザインが流行っていたなぁと何となく懐かしささえおぼえます。

今は肩のラインは自然な感じが流行なので、この洋服をそのまま着ていくのはちょっとね~という感じです。そこで肩パットを外し袖山を少し補正して、今風にすることを思いつきました。

まず、アームホールの下の脇の部分を除いて袖をほどきます。ほどくとこんなに大きな肩パットが入っていました。
2 

肩パットが入ったデザインは、肩幅が不自然な程広かったので、肩パットを取り、袖を今風の自然なラインにするために、袖山の位置を3㎝程上にあげます。そしてアームホールの下の脇の部分と3㎝程上げた袖山が来る部分を自然なラインで結び、印をつけます。

袖をその印に合わせて待ち針をし、しつけ糸で縫い、その後ミシンで縫い合わせます。ほどく前に肩の前身頃と後ろ身頃の境目の袖の部分に印を付けておくと、その部分に最初に待ち針を打てるのでやり易い。
Photo 

ミシンで縫い合わせた後、縫い合わせ部分がゴロゴロしないようにバイヤステープでパイピングして出来上がり
Photo_2<バイヤステープ縫い付け中>
2_2 <袖山の補正完成>


物を捨ててしまうことなく再利用し、これからまだ何年かはこの洋服を活用出来る様になったので、袖山の補正は究極のエコだなんて、一人で悦に入っていますが、「えっ!この人、ただ単にケチなだけじゃないの?」って声も聞こえてきそう(笑)。そうかも~(^-^)!

袖山の補正はハリのある生地でしかできませんが、割合簡単なのでお試しあれ!

クリックよろしく~(^-^)