夫と5月7日~8日にかけて、五島、長崎市、佐世保市に行ってきました。
7日の早朝に福岡市の自宅を出発し、五島⇒長崎市⇒野母崎⇒長崎市⇒外海地区⇒佐世保市の順に廻りました。
五島の福江島へは、長崎港の大波止から九州商船のジェットホイル「ぺがさす」に乗り、約1時間半位で到着しました。
ガイドブックによると福江島は、国内で11番目に大きな島で東西45キロ、南北30キロ、人口は43000人です。風光明媚な自然とキリシタンの歴史を物語る史跡など観光地としての魅力も備えています。
レンタカーを利用しての島めぐりでしたが、よいお天気に恵まれ、海岸線を走る時など穏やかな初夏の海が窓一杯に広がり、心地よい風を感じる快適な走行でした。
福江港から海岸線沿いを、南西に約1時間位走ると島の裏側に出ます。そこは東シナ海に突出した断崖で、岬の突端には日本の西の海の航海安全を守る白い灯台が建っていました。手つかずの迫力ある自然と白亜の灯台が美しく調和して、心洗われる素晴らしい景観でした。ここは又、東シナ海に沈む夕陽が美しい所で、毎年12月31には夕陽鑑賞会が開かれているそうです。
福江港から車で北へ2、30分程走ると波静かな奥浦湾を背景に赤レンガの堂崎天主堂が建っています。この教会はイタリアから資材を運んで建てた五島最古の天主堂だそうです。堂内は資料館にもなっていて、キリシタン禁制の時代、隠れて崇めたマリア観音など多くの資料が展示されていました。又、26聖人殉教者の一人、聖ヨハネ五島(五島出身)の聖骨が、聖体顕示台に納められ祭壇に安置されていました。この堂崎天主堂は日本26聖人に捧げられているのだそうです。
町の中心部の福江城址近くには武家屋敷通りが残っています。道幅の広い立派な武家屋敷通りで、綺麗に整備され、昔を偲ばせるたたずまいではありませんが、石垣の上に丸い小石が積んであるのが珍しいですね。これは「こぼれ石」と呼ばれ、敵襲の際には武器代わりに用いたといわれています。
福江島のメイン通りは福江港近くの本町アーケードのようですが、この通りは道の両側の商店にアーケードが付いていて、道幅も広く、通りも長く、意外な感じがするほど立派なものでした。
夕方長崎市に戻り、夜の街に繰り出してみました。大波止から県庁坂通りを上り、観光通りに出ました。この辺りは市電が通っていて、繁華街にも近く、多分、この通りが長崎市のメイン通りなのではと思いますが...。下の写真は夜8時過ぎの観光通りです。ゴールデンウイーク明けでしたが、かなりの人出で観光客や地元の人で賑わっていました。
下は長崎市一の繁華街、浜市アーケード街(夜8時過ぎ)です。
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