日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

旅の思い出(ニンフェンブルグ城 美人画ギャラリー)

2011年06月26日 | 旅の思い出(ブログ開設以前の旅)

昨年(H.22年)の秋にドイツ旅行をした時に見聞きした話を書いてみようと思います。ホントかな?とも思いますが、案内してくれた日本人ガイドさんから、たしかに聞いた話です。

ドイツミュンヘン郊外にニンフェンブルグ城というお城があります。このお城は、バイエルン王ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮で、広大な敷地には運河あり、いくつもの庭園ありの立派なお城です。特に豪華な内装や調度品があるロココ調の大広間は典雅で優美で素晴らしいものでした。このお城に美人画ギャラリーと呼ばれている場所があります。

Photo <ニンフェンベルグ城>

そこにはルートヴィッヒ1世が愛した女性を描いた36点の美人画が並んでいます。ルートヴィッヒ1世はノイシュヴァンシュタイン城を建てたルートヴィッヒ2世の祖父に当たり、彼は踊り子ローラ・モンテス嬢に夢中になり、王の座を追われたのだそうです。そのローラ・モンテス嬢やその他の彼が愛した36人の女性の肖像画が飾られている場所が美人画ギャラリーとよばれています。

Photo_2 <美人画ギャラリー>

今上天皇が皇太子時代に美智子妃殿下と共にドイツ訪問をされた時、この場所を訪れられ、案内役の人から「殿下はこの美人画の中のどの女性がお好みですか?」と問われ、「自分はこの女性が好きだ」とおっしゃったのが、下の写真の女性だそうです。

Von_hagn

名前は忘れましたが、確かにこの女性には美智子皇后のお若い頃の面影が何となくありますね~。

でも後になってみると、皇太子殿下にそんな質問をする人がいるのかな?とか皇太子殿下が、はたしてそんな風に気軽にお答えになるのかな~?等と考えてしまい、この話は今では何となく腑に落ちないと思う様になりましたが(笑)...。

ちなみに、ルートヴィッヒ1世が退位に追い込まれるほど寵愛したローラ・モンテス嬢は下の写真の方だそうです。

Photo_3 <ローラ・モンテス嬢>

昨年の旅行の事なので撮ってきた写真をメモリーカードから全部削除してしまい、上の4枚の写真は厚かましくもネットよりお借りしました。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村←ランキングに参加中! クリックよろしく~(^-^)

.

.

.