開高 健さんがアラスカ ベーリング海でオヒョウ(巨大カレイ)を釣りあげてその場で食す、の図が思わず頭に浮かんだ。
(父の日に思い出した方々)
淡白で大味なイメージを想像していたが、歯ごたえがあって、ほのかな甘みの上品な味の魚だった。
面白いことが書いてあった。
" 団塊の世代 "、" 新人類 "、" バブル世代 " うんぬんと世代を括ってタグ付けするのがいけないと。
年金問題をはじめ、世代間格差はたしかに存在するが、悪意のひとなどそうはいないのだ。
みんな それぞれにリッパだし、同時に、ヘボくてみっともない、というのが ほんとうのところなのだと思う。
(非難することは本当に恐ろしいことだ )← 人さまの記事だが印象的だった。
(ジェラシーの存在に気づくこと)
崇高な音楽のようにタグ付けされがちなクラシックだって、感情を突き動かす劇化作用をもった音楽だ。
ひたすらにキレイなばかりではなく、憑依に取りつかれたような激情ぶりに魅せられることが多くて、
このブログでもそのような、狂気との狭間のようなやつを見つけては採り上げる。
決して博物館的な置物ではなく、ナマモノとしての音楽。
世代を超えて同じ地平に立つ、指揮者と演奏家の魂の交歓。
(6:10過ぎなんて、そこだ! ジャイーヌ! もっといけ! って声が聞こえてくるようであっぱれだ。)
寒さの厳しい冬に似つかわしいブルッフ。
Janine Jansen-Max Bruch,violin concerto
好きな第3楽章では一気に春めいて終わる。
一見すると動きに乏しいようでも、地面の下や木々の幹の中では春に備えて変化が起き始めているという。
1月にカエデの木を折ると、すでに春に備えて水を吸い上げ始めているために、樹液がにじんでくるそうだ。
晩冬は静から動へ、1年のうちでもっともダイナミックに変化が起きる季節なんだとか。
この時季は、コニファーの紫がよい。
気温によって、その日その日で、色の感じが違うように思える。
(左はブルーチップ。銀青色から冬には渋い紫に色を変える。 右は雨露の残るブルー・カーペット。)
ブルッフは意外なほどに数の少ないイギリスの作曲家。
ロンドン・オリンピックのある今年、春へ向けて根はそろそろ動き始めているはずだ。
ポールが、キャリア初のヴォーカルに専念したアルバムを出すようで待ち遠しい。
よしといたほうがいい、と言われて、しばらく封印していたが、これは歌いまくってしまいそうで、こまったものだ。(・。・)
(ポール・マッカートニーが5年振りの新作『キス・オン・ザ・ボトム』を2月8日にリリースすることを発表。)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます