大人のピアノサロンコンサート(発表会)が7月初め開催に決まりました。
初回だった昨年はヘイ・ジュードを弾き歌いました。
([ピアノ弾きおじさんへの道] 大人のピアノ発表会でヘイジュードを披露するの巻)
今年も当初はGW明け頃の開催見込だったので、
”( ポールの来日に合わせて何とか弾き歌えるようになった ) イエスタディでどうでしょう”と先生に打診してみたら、
”せっかく一生懸命に取り組んだんだから、レディ・マドンナでいきましょう ! ”という返事。
昨年末に取り組み始めるも、のっけから左右のリズムの合わせ方に難儀した曲です。
(プーチンのピアノとロシア民謡とレディマドンナ)
それなりに形になりつつはありましたが、歌を乗せるのはイエスタディよりさらに難しい。。
そこで、歌メロは先生にアンサンブルでサポートして頂くことにして、今回はマイク無しでチャレンジすることにしました。
(歌を聴かせるつもりはないので、ピアノを弾きながら唸るグレン・グールドの路線を狙います。)
先日、67年6月に発表されたサージェント・ペパーズの50周年記念盤が全英1位になり、全米ビルボードでも3位を記録しました。
その後に発売されたのがレディ・マドンナなので、なんだかタイムリーな気もします。
ゴダイゴのタケカワ・ユキヒデさんがこの曲を聴いてピアノを始めた、みたいなことを何かの記事で読んだ記憶があって、憧れの曲のひとつでもありました。
発表会まで残り2レッスンになって、そろそろ演奏を固めに行こうと思っていました。
人前で弾くからには、7割くらいのパフォーマンスでもそれなりに弾けるくらいにしておくと安心です。
ところが、今回お手本にしていない、
イエスタディの時にチュートリアルにしていた方の演奏を見てみたら、Aメロの弾き方が違う。
(Como tocar "Lady Madonna"(The Beatles) - Piano tutorial y partitura 、13:40あたり。)
でも、イントロを元の弾き方で弾いて、歌メロの伴奏をこれで弾くと、なんだか音色がふくよかに聴こえてきて、弾いてても楽しい。
固めに行くはずが迷いが発生、これは困った。
イントロの時とは弾き方を変えて、Aメロの伴奏では、左手をE、右手をBに、上昇させて「んぱぱ」を弾く。
そしてその後、今度は右手を(BからAに)下降させてから、A⇒B⇒C#と上昇する。
ちょっとしたことですが、固めにいくつもりが、自ら難度を上げてしまってます。
さらに、省略していた間奏のブラスを追加。
先生も入れた方が楽しくなる ! と賛成意見。
最初は左手の最初のAの音を弱い5の指(小指)で弾いていたのですが3の指(中指)に変えてみては、とのアドバイス。
その後、Dを2,3の指(人さし指、中指)で入れ替えて弾くのが新鮮でした。
同じ音を指を入れ替えて違う指で弾く、という発想がなかったから。
でもそうすることで、後の音がつながっていくのです。素晴らしいアドバイスです。
その後に続く間奏も、指使いを工夫することで、音が滑らかにつながりやすくなります。
目からウロコ、グンと弾き易くなった。
でも、やはり、自分にとっては、確実にヒットできるとはまだ言い難い間奏パートが続くので、
何だかフィギュアスケートのトリプル・アクセルみたいな感じ。
ちゃんと成功するかどうかは分からないけど、音楽が豊かに聴こえるから取り組んでみたい。
確実性を高めるには、反復練習が必要だ。
発表会は、ミスタッチなく弾くことが目的ではない。
つっかえてもいいから、音楽しようと思います。
「皆さんは私をどう思いますか」という不安を伴ったうぬぼれが消え、
「これを皆さんと共有させてください」という広い気持ちになれれば、演奏のエネルギーがつながり、その場の回路が完成する。
目指すべきはそこだ。
Lady Madonna(Piano & Vocal Cover 20170617)
楽しみですね〜🤗❣
久しぶりに同じ曲を前にやった時のを聴いたら、今回のは丁寧にいこうとしてる分、ハツラツ感が失われているのにも気づきました。
まだまだですが、まだ二週間くらいあるので、もう少し練習します!