ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
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Route90のライブと受肉の夜

2012年08月26日 | 日記

昨年の夏は同窓会に行き損ねてうじうじしておりました。
小さな竜巻(Warterspout) / 3チアーズ

ひと夏を経て、ここBlack&Blue(これもストーンズのアルバム名でした)に関東組集合。

久しぶりに立ち降りた吉祥寺の駅。

 

すごい音を聴いてきました。

ひと晩明けた身体と耳に残る余韻と残響、あーいい感じだったわ。。

10曲の演奏でしたが、瞬く間に時間は過ぎていきました。

むかし、ストーンズは腰にくるから好き、って言ってるのをきいたことがあります。

~ 「人間の意識はたかだか数十年の記憶しか持たないが、身体は数十億年の記憶を持っている」
   ということです。
   身体は頭より一億倍物知りなんですから、身体が「気持ちいい」と言ったら、おとなしくそれに従って、
   ごちゃごちゃ理屈は言わない、ということでよろしいのではないでしょうか。
   (私の体は頭がいい ~ 心と身体をばらばらに使え


Route90のサウンドはまさしく身体で感じる音楽、
だから、理屈でものを言うのは難しいのですが、こういう時に私は「倍音」を感じているのだと思います。 

ブルースってなかなかJ-Pop的な感覚にはなじまないかもしれませんが、
それが受肉することが起きて、ここには自分の聴きたい音楽がある、ってビビビとくるのだと思います。

( ↓ ) これは上手い説明です。(アデルの倍音

狭くて貧しい自分のスペースを、他者のためにむりやりこじ開けて、押し込んでいくこと、
ブルースとはそのようにして感じ取れるようになるものなのかもしれません。

まずは言葉を押し込んでおくことで、
自分自身の貧しい経験や身体実感では説明できないような、
他者の身体、他者の思念のためのスペースが、むりやり、こじ開けられる。
そして、成長してゆくうちに、そのスペースに、ひとつずつ生々しい身体実感や思いが堆積してゆく。
それが、ある瞬間に言葉が意味を受肉することが起きる。

「Route90、道を辿れば同窓会」風なやつを見つけました。
Liveでも演奏されたShame, shame, shame の、ゆるーいバージョン。
(誤解なきよう、本物はもっとタイトです、びんびんきますから。)

Treme: Shame, shame, shame

 受肉したい方はぜひ。

HIDDEN DOOR
クリエーター情報なし
ROUTE90

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2 コメント

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Unknown (沙於里)
2012-08-30 22:17:55
あ、去年の夏にこちらでアデル登場してたんですね。
この時は通り過ぎた曲が、ふと心に響くタイミングってあるんだなぁって。
ライブはよかったみたいですね♪
返信する
寄り添ってくる音、 (沙於里さんへ)
2012-08-31 08:21:42
というのはありますねー
波長があったときにピッタリと吸いついてくるような音。
いまはroute90です。同級生とか抜きですごいです、
よくあるライブハウスのセミプロ演奏とはどこかがちがいます、うまく説明できませんけど。
返信する

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