ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

12ヶ月で12の調を (12キーのスケールを弾く& 12キーの主要な3コード進行を弾く)

2017年01月07日 | ツールとしての音楽

新年を迎えての意識改革事始め。

電子ピアノを買ったのは、病明けの2013年の夏のことでしたが、
(ヤマハの電子ピアノ P-105)
やがて触ることが少なくなり、一年近くのブランクを経て2014年の冬に再開。
(Hey Jude ~ ピアノ再開)

それでも頼る先生や仲間も定まらずに難民化していましたが、2015年の暮れになって今のピアノ教室に出会いました。
(龍のいる谷間にて ~ 第一夜)

2016年は、ゴルフの方は目に見えるような進歩が見られませんでしたが、
この一年でようやくピアノは習慣のように生活に入り込み始めてきました。
(ゴルフも意識改革に取り組みたいです。)

一方で、音楽的な基礎への取組みは不足したまま。
1年前にピアノ教室に通い始めた時にはハノンの練習をしたりもしましたが、
今は、基礎トレは特にやらずに、時間が潤沢にあるわけでもないので、好きな曲を弾きながらポイントをアドバイスして頂いています。

不足している音楽の基礎へのアプローチとして、
こういう読書は面白いのですが、直接的にピアノ弾きに役立つわけではありません。
⇨ ⇨
音感を磨くために ~メロディの正体と調性について~
音感を磨くために ~音程の捉え方について~


漫然と読んで、何となくわかったような気になって、実はほとんど血肉になっていない。
愉しみのためだけの読書になりがちで、訓練や実践を伴わないので身についてこない。
別に専門家になるわけでもないし、それはそれでいいではないか、とも思うが、
一年は過ぎてしまうとあっという間なので、何か手応えがほしいのです。



そのためのアイデアとして、
「一ヶ月毎に一つ、12ヶ月で12の調性(スケールとコード)に馴染んでいく」ことを習慣化しようと思います。
上に掲げた本を横串にして俯瞰してみると、これが自分にとっては、効果的なアプローチではないかと思えてきました。
自分用に編み出した、ハノンのような基礎トレ、我ながらいいアイデアです。

(50歳前の手習いで始めた遅いピアノですから、やみくもに進むのではなく、頭を使って気を利かせて覚えていかないと。)

たぶん、さらっとやって形だけ終わりにする月も多くなるとは思いますが、それでいいんです。
漫然と一年が過ぎるよりは、軸になる基礎トレがあって、節目に意識的になって過ごすほうがいい。

( ↓ ) 先ず、スケール弾きをちゃんと練習します。

横方向の音階(スケール)の調性(キー)については、
縦方向のコードの構成音のように一音でマイナーかメジャーか判別できるものではなく、
何となく腑に落ちないので、体感として理解したいからです。

 一ヶ月目はCメジャーと平行調のAmから。
12ヶ月かけて、下のコード表をすべて青で囲みます。

(マイナーキーのスケールは、平行調なので、メジャーの音階の6番目の音を主音にして、
そこから「全・半・全・全・半・全・全」の音階(ナチュラル・マイナースケール)を弾くだけです。
スケールを弾いた時の解決感に工夫をするハーモニック・マイナースケールやメロディック・マイナースケールはとりあえず無視します。)

( ↓ ) 次に各キーの主要なコード進行を練習します。

~下のコード表はとても役に立ちます。
上の表がなくても、各キーのⅠ~Ⅶの各音階に書かれているコードのルート音を弾けば、上のスケール練習にも使える。

これでもって、各キーの主要コード(Ⅰ(T)、Ⅳ(SD)、Ⅴ(D)を使った、3コード(T⇒DT, TSDT, TSDDT)の進行についても、
頭ではなく音を体感しながら理解していきたい。

スケールとは別に、
コード弾きの練習としては、メジャーコードとマイナーコード12個を弾く訓練をすると、
すごく効果的な練習になるそうなのですが、なんだかやる気が起きずに放置しておりました。
(下表は転回形を含めて見やすく弾きやすくなるように一覧化したものです。)
([ピアノ弾きおじさんへの道] コードを覚えるためのアイデア)


下表だけでなく、上の表で各キーのスケール練習と併せて、
濃く色塗りされた部分を抜き出して、主要な3つのコード進行(T⇒DT, TSDT, TSDDT)を弾いてみる。

Cメジャーなら、
1)T⇒DTは、 C⇒GC
2)TSDTは、 C⇒FC
3)TSDDTは、C⇒F⇒G⇒C
を弾く練習をしてみる。

(書きながら気付いたのだが、日本人好みとされるツーファイブ(Ⅱ⇒Ⅴ)進行が含まれていない。これも練習に含めよう。)

 一ヶ月に一個だけとはいえ、シンプルながら、コード弾きにとっては、ハノン以上に効果的な基礎トレになりそう。
やりながら、あれどうだっけ?これどうだっけ⁉︎って横ぶれがあると、楽典への気づきも出てきて、自然と知識も広がると思います。

一年経った時に、何かしら目に見えるような着実な進歩を。

※ 一ヶ月に一つのキー(正確にはメジャーと平行調のマイナーの二つ)について、
スケールとコード進行を学んでいく動機付けのための12ヶ月ビデオ・マラソン、ブログをツールとして立体的に使う試み。
練習しながら、ビデオを追加したりして、アップデートしていくつもりです。

(初稿 2017.01.07、~Cメジャーとその平行調Amを練習。スケール弾きは左右の指くぐりも再確認。)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿