ひかり電話

やっと管理組合の総会で可決され、マンションタイプのひかりフレッツがひけるようになった。
昨日今日と集会所で説明会が行われている。
マンションタイプなので１棟に５人申し込みがあると工事が出来るそうだ。
私が行ったら５人目だった。

ひかり電話の説明を聞くうちに自営業の我が家で使っているフリーダイヤルは使えないことが分かった。
回線を増やすという方法はあるものの、いろいろ問題が発生。

説明のおじさんは何とか５人にして工事をしたいらしいが、夫の確認無しに申し込むことも出来ない。
今日の８時までやってるとの事で、夫と相談してまた来ますと帰ってきた。

メールを入れて夫の返事を待った。
２時間ほどで連絡が入り、フリーダイヤルいらないから申し込めることに。

さて、我が家にもひかりは届くことになりそうだ。


写真は寸暇を惜しんでペンを走らせるなぎぃ。
そんなに根を詰めるなよ。

エイサー

薄曇、少し蒸し暑かったが体育祭日和。

「いつもと同じ」と言われたが、少し早く目が覚め弁当の準備を始めた頃、のそっと起きてきたくぅが８時集合だからと言う。
３０分も早い。
慌てて朝食の卵を焼く。
「ご飯出来たよ」と言いに行くと、くぅは体操服にゼッケンをつけようと格闘中。
夕べは塾から１０時に帰ってきて、それから洗った体操服だから朝ゼッケンをつけるしかない。
でも、古い工作用のはさみじゃぁ糸は切れないでしょう～

で、朝から針仕事。何とか間に合うように送り出した。

ホッとするまもなく、なぎぃと病院へ出かける準備。
若いＴ先生に激動の２週間を説明する。
感情の起伏が激しいので安定剤を増やしてくれた。

なぎぃを昼食で誘ってくぅの体育祭をちょっと見に行く。
男ばかりの体育祭は迫力もあり見ごたえがある。
でもエイサーという集団競技は私には理解できないなぁ。

体育祭を終えて帰ってきて、それからまた塾に行ったくぅ。
夜の１０時にやっと夕食の時間。
明日は英検。
がんばってるね。

ムクドリの集団

霧のような雨が残った早朝。
ムクドリの集団が電線に止まりキーキーと悲鳴のような鳴声をあげていた。

雨は上がったが雲はまだ厚い。
天気は回復に向かうらしい。
明日の体育祭は晴れそうだ。
真っ赤に日焼けして、痛いとか熱いとかぼやいていたくぅ。
昨日買って来た、焼け止めリキッドが役に立ちそうだ。

仕事でミスをしてしまった。
今月号に写真を間違えて掲載してしまった。

一昨日の総会の写真も上手く撮れていなかった。
大体カメラのフラッシュは５メートルが限度。
会場全体を撮るのは無理だ。
しかも会場はホテルの結婚式にも使うような明るさで、黄色味かかった照明。
フラッシュなしではセピアのかかったレトロな写真のように写る。
人物をアップで撮ると顔は白く浮き上がり、バックが暗く沈む。
スポットライトを浴びた人物はよほど近くで撮らないと陰影が不自然になる。

それでも何とか使える写真を選び出し、印刷に回した。

「１面に使うのは会長の写真でしょう、撮れてないよ」と向かいの席から鋭い指摘。
分かっていたが、背の低い彼女が演壇に立つと、顔だけが演壇から覗く。
しかも顔の真ん中に大きなマイクがかぶさる。
もちろん演壇に立ちふさがって撮れば撮れない事はなかっただろうが、後ろの大勢の人の目を感じながら撮るのに、気持ちがひるんでしまい撮れなかった。

すんでしまった事は仕方がない。
１面は全体写真を載せ、写真の間違いは来月号でお詫びを入れることにした。

仕事のカタはそれで済んでも萎えてしまった心はすぐには元に戻らない。
気持ちが崩れてしまいそうになる。


ベランダから外を見ていたら雨に濡れた紫陽花が目に入った。

シンドラー社のリスト

今にも降り出しそうな空。昨日は総会の取材だった。カメラを持って一日ウロウロ、立ったりしゃがんだり。しゃがんだ姿勢で待機していると体重に耐えられなくなったふくらはぎが悲鳴を上げる。クタクタになった帰り道地下鉄を降りると爽やかな声のアナウンス「ただいま点検のためエレベーターは停止しております」<("O")> ナンテコッタ!重い足を引きずって階段を登る。ニュースを見てビックリ。愛用のエレベーターはシンドラー社の物だった。しかも他の駅では閉じ込め事故も発生していたらしい。制御が効かなくなったコンピューターの反乱が…

合わせ鏡

髪型を見ようと手鏡を持って洗面台の前に立った。鏡台は持たず化粧は化粧箱の小さな鏡を覗いてする。手鏡に映った自分の横顔に年老いた母の顔を見て愕然とした。鏡は毎日見る。朝のむくんだ顔。具合の悪いときの目の下の青黒い隈。化粧する時のすました顔。しかし、いずれも見ることを意識した顔が映っていたのだ。不用意に映し出された老いの姿は周りから見た自分だった。半世紀も生きてきたのだから仕方のないこととなのだが。見たくない現実がまた一つ増えてしまった。

晴れると思って

予報ではお日様きらきら気温も昨日より上がる予定・・・
予報を信じて洗濯機の中では綿毛布が回ってる。

夫は自営業。
最近はペットボトルを買うのがもったいないと、自分で紅茶を水筒に入れて持って行く。
湯を沸かし、自分で買ってきた紅茶のティーバッグを使って紅茶を入れ、自分で買ってきた蜂蜜を溶かして持っていく。
時間があるときは私にお茶も入れてくれる。

ひゃ～～今ドアが開いて、誰かと思ったら夫！
久しぶりに携帯を忘れた～とヘラヘラ笑いながら出て行った。

悪口を書こうと思ったら現れたのでびっくり。
うわさをすれば影と言うけど、恐ろしや～～～

では、気を取り直して続きを。

夫自営業の仕事先は県内。
遠い時は２時間もかけて出かけていく。
だから朝は早い。
私が起きた時には出かける時だったり、出かけた後だったりする。

ところが最近仕事先が近いらしい。
私が起きるとパジャマ姿でＴＶを見ている。
習慣で早く目が覚めるのだという。
私の顔を見てから湯を沸かし始める。

我が家のガスレンジはコンロが三つ。
１０年も使っているので一つは赤い火が出る。
ガス器具の点検のお兄さんが「全部買い換えると高いので、買い替えろとは言いませんが、赤い火は不完全燃焼しているので使わないように」と言われた。
使えないことはないが、すすが付くので使いたくない。
一つは小鍋用の小さなコンロ。
だから普段使うのは一つ。

その一つで夫せっせと湯を沸かす。
弁当作ろうと起きてきた私「そこ使うな」とも言えず、仕方なく不完全燃焼を点ける。
冷蔵庫、レンジ、炊飯器と忙しく動き回る私。
狭い台所に湯が沸いたと夫がうろうろ。
「邪魔」とも言えずイライラ。
チンしたおかずを扇風機で冷まそうとするとそこには紅茶の入った水筒。
時計との勝負の朝の台所で夫との無言のバトル。

早く遠くの仕事が入れ～～
と心の中で叫ぶ私は悪妻？？

入梅前

午後からは晴れ間が広がるとの予報だったが空は霞んだまま。

お天気が悪かったり、寝込んだりでなかなか干せなかった布団を干そうとくぅの部屋に入った。
和室に布団が敷きっぱなしで布団の周りにはプリントやら本やら服やらレジ袋やらが散乱している。
要らないと思われるものだけ捨てて、冬物の服は洗濯に。

夜中に自分でベッドをたたんだ時に、畳に寝るのなら自分で掃除機をかけろよと言ったのだが、やっぱりしない。
布団からシーツをはがそうとすると砂が溜まってる！
体育祭の練習で砂だらけになった靴下で布団を踏んだのだろう。
男って・・・
仕方がないから掃除機をかけてやる。
過保護かなぁ～

子どもたちのタオルケットと綿毛布も洗って干した。
布団も干してホカホカ。

もう一日晴れたら親の分も干せるんだけど。
狭いベランダではこれが精一杯。

入梅か？

昨日から雲の多いお天気。
６月に入ったからには入梅も間近だろう。
休みなのにお天気は下り坂。
大物の洗濯が手付かずなのだが・・・

昨日はミーティングで遅くなり、疲れて家に辿り着いた。
すでに子どもたちも帰っている。
テーブルの上にマフィンミックスで作ったマフィンが、大きな皿に１個残っていた。
おやつやラーメン類を食べつくして食べるものが見当たらなかったくぅが作ったらしい。

バタバタと夕食の支度に取り掛かろうとしたときくぅが「お母さん食べて良いよ」と声をかけ部屋に行った。
それでは早速とマフィンを手に取ると、夫が「僕には食べるなといった」とわざわざ言う。

６個作れるマフィンミックスのセット。
くぅとなぎぃで５個食べて、私のために１個残しておいてくれたらしい。
それを夫が食べようとして阻止されたらしいのだ。

勝った～～～！

心の中で雄たけびを上げ、マフィンにかぶりついた。
顔を出したくぅに「ふわっと仕上がってるよ～」と賛辞を述べた。

混ぜ過ぎて硬くなってしまいがちなマフィンを今回は本当にふんわりと仕上げていた。しかもココア味に。
腕を上げたな。

残った課題は後片付けだけだ。

雛

雨は降らないと天気予報。
夕べの洗濯物を今朝干す。
バスを1本遅らせた。
いつもと反対側から地下に入るとツバメのにぎやかなさえずり。
階段の踊り場の壁に手厚く保護されたツバメの巣だ。
飛び交う親鳥と同じ位に成長した雛が巣の上にとまって餌を待っている。
丸まると太って元気そう。
食欲旺盛な雛に餌を運ぶ親も大変だ。巣立ちの時も近いのだろう。

仕事帰りに巣をのぞいてみた。
大きくなったヒナの写真が取れるかと思って。

しかし、巣は空だった。

そうか、朝見た雛たちは巣立ちの時を迎えていたんだ。
飛び交う親鳥は雛の巣立ちを促して鳴いていたんだ。

空の巣症候群という言葉を不意に思い出した。