今日のお天気は・・・

何気ない日々の出来事をつづっていきます

ステイホーム

2020-04-28 22:17:53 | お天気
今年はゴールデンウイークとは言わないらしいが、お天気はお出かけしたくなるような行楽日和が続く。
下の広場にちょっとだけ花壇があって、気付くとピンク色が揺れていた。





先日下の広場で、何度か見かけたことのある小学生くらいの男の子とお父さんの4組が野球の練習をしていた。
わが家のベランダにボールが飛び込んだことがあるが、一向に気にしない様子。
しばらくして見ると、広場の南側の道路にパトカーが停まっている。
よく見ると4人の子どもとお父さんたちが呼ばれている。
どうやら南側の家の敷地にボールが飛び込んで無断で拾いに行って通報されたようだ。

通報までしなくてもと思ったが、双方の話を聞いたおまわりさんのとりなしで、お父さんたちが謝ってすごすごと引き上げてきた。
帰るのかと思ったら、その後も1時間程度野球の練習をしていた。
どちらも私の想像を超えてビックリだ。

ほったらかしの花壇にも花がさく。







シランの花の名前を初めて見たのは、私の記憶ではハムレットの本の中。
オフェリアが川に流されるときにつかんでいた花がシランだったような気がする。
オフェリアの死とシランという花の名が、死と蘭をイメージさせた。
長じて、シランは紫色の蘭だと知り、なぁんだと思った。

外出自粛の続くゴールデンウイークも、私にとっては毎年どこにも出かけずセーターなど冬物を洗濯して衣替えをするだけだったので、特に変わりない。
変わったことと言えば、例年新聞には分厚く折込チラシが入るはずだが、だんだん少なくなって、今日は新聞社のチラシ1まいだけだった。これでは小さな印刷屋は苦しいだろう。

わが家はお掃除の自営業で、夫が「実は4月になってから一件も注文が入ってない」と言った。こんな時期に、他人を家に上げてエアコンやキッチンの掃除をしてもらおうとは思わないだろう。5月に入れようと思っていたチラシをやめようかと言う。確かに入れてももったいない。しかし、知り合いの印刷屋はまた収入が減ることになる。

働かなければ収入を絶たれる自営業。わが家も一人10万円はありがたくいただく。
問題は、これまで仕事で昼間はいなかった夫が結構家にいることだ。
コロナ離婚という言葉が流行っているが、分かる気がする。

弟は大阪で妻と二人暮らしだが、彼も派遣の仕事が途絶えたとラインしてきた。
多分、父が十分もらっている年金から送金することになるだろう。

また一人、わが市から感染者が出た。
どうかこれ以上感染が広がりませんように。
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8 コメント

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Unknown (kiki)
2020-04-29 13:34:55
今日の新聞のトップ見出し「コロナ危機疑心デマ増幅」でした。
SNSは両刃の刀ですね。
大きく変容するネット社会を、コロナによってさらにあぶりだされた感じがします。
物理的に人を分断すだけでなく、精神的にも分断したコロナの罪は重い。

オフェーリアが最後に握っていた花が紫蘭だったと、初めて知りました。
リリカルなエピソードですね。
オフェーリアの例のあの絵と比較される三橋節子の「花折峠」。あの伝説の女の子が最後に握っていた花がは何だったのか・・・ネットで調べたけれど分かりませんでした。女郎花がそばにあるから秋の花、野菊のようにも見えます。
紫蘭も野菊も、名前を知らなくても大勢に影響はないけれど、知っていると見方が違ってくるかな。

洗濯日和です。ゆっくりステイホームをしていられる年金暮らしを、つくづくありがたいと思います。痛み分けっていい言葉ですよね。政治家を含め、日本全国、痛み分けで凌ぎたいものです。
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kikiさま (リーのママ)
2020-04-29 15:09:49
コメントありがとうございます。

シランの花とオフェリアのくだりは私のかすかな記憶なので、間違っているかもしれないと思い検索してみました。キンポウゲ、イラクサ、デイジー、蘭を挿した花輪を柳の枝にかけようとして川に落ちたとあります。
私が子どもの頃に読んだハムレットの訳は蘭がシランと書かれていたのでしょう。
三橋節子の「花折峠」は存じませんでした。教えていただいてありがとうございます。こちらの少女は伝説では助かって村に戻ったようですが、絵画では川を流れているようですね。
花折峠や琵琶湖など、滋賀県に行ったことのない私は紹介の文章を読んでいるだけで旅をしている気分です。
ステイホームなので、こうやって新しいことに触れることは有意義な時間の使い方だと思います。
ありがとうございました。
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オルデンウィーク (メアリーアン)
2020-05-02 09:05:04
「スタバはないがスナバはある。」
と言っただじゃれ好きの知事が
「ゴールデンウィークはおるでんウィークに。」
とかましました。おる(家に居る)出ん(県境をまたいで出かけない)連休、おるでんウィークですって。うちは昔から「おるでん」ですわ(汗) 冬物をちょっとずつ片づけています。大掃除も今なら寒さも空模様も気にせずにできるし。といいつつ、ちょっと頑張るとクラクラしてしまうので、小掃除の積み重ねですが。

オフィーリアの絵がパッと思い浮かびました。あの花が紫蘭だったのです。紫蘭と聞くと、つい「知らん」となってしまって。花の名前、あまり知らんのです。
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イッチョかみ! (デ某)
2020-05-02 10:26:55

観音様のような少女が手にしていた花… やっぱり野菊だと思います。
個人的には このあたりに多い ササユリであれば!と。
画家が右腕を喪くし渾身の力こめて描いた花折峠…。
大津市の三橋節子美術館、一度行かなくては!

半世紀余昔の高校時代、文化祭にESSで上演した英語劇「ハムレット」。
私、僭越にもハムレットを演じました… ハマ(浜)レットと言われました。
オフェーリアとからむシーンはなく、レアチーズとの決闘シーンが中心。
若いときに必死で覚えた科白、今でも一部 憶えています。

因幡のスナバ知事さん、やりますねぇ… 座布団三枚!
「知らん」には… 座布団一枚かなぁ
私なら「オラ~デン(俺は出ん)ウィーク」… 座布団なし!
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メアリーアンさん (リーのママ)
2020-05-02 23:18:49
おるでんウィークって言ってるんですか!そういう楽しいニュースは全国のニュースでも取り上げてほしいものです。スタバはないけどスナバはあると言った時は面白い知事だと思いましたが、ダジャレ好きなんですね。
オフィーリアの絵は印象的ですよね。でも、本でしか見たことがなく、実物を見てみたいと改めて思いました。
明日は雨とか、シーツやタオルケットを洗っただけでまだ冬物に手が届いていません。
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デ某さん (リーのママ)
2020-05-02 23:28:43
「オラ~デン(俺は出ん)ウィーク」に座布団3枚!

コメント遅くなりました。
もうコメントはいただけないだろうと、チェックを怠っていたところ、コメント数が増えていてビックリしました。

大津市の三橋節子美術館、私も行ってみたくなりました。コロナが収まったら行きたいところの候補に入れておきます。

ハムレットを演じられたのですね!
でも、レアチーズって誰だっけ?と言うくらい記憶が定かではありません。王妃が王様の耳に毒を垂らして殺害したことは覚えているんですけどね。ごめんなさい。
人の記憶って不思議ですね。

因みに、私は高校生の時かぐや姫をやりました。
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花の名前 (メアリーアン)
2020-05-03 18:20:53
またまたおじゃまします。花の名前、ママちゃんのきれいな写真で、
「ほほう、○○という花なんだ。」
と教わっております。楽しみです。

オフィーリアは、本家本元の絵と並んで樹木希林さんのパロディポスターも印象が強いです。

デ某さま
座布団ありがとうございます(汗) イッチョカミって楽しい言い方ですね。おるでんウィーク、県外車も滅多に見かけず、静かな連休です。
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メアリーアンさん (リーのママ)
2020-05-03 22:40:52
野の花も、よく見るととっても可愛い花だったりして名前を知りたくなります。一つひとつに名前があるんだろうなと思い、知っていたら楽しいだろうなと思いました。
樹木希林さんのオフィーリア!検索して見るまでは忘れていました。素敵ですね。「死ぬときぐらい 好きにさせてよ」というコピーも。
彼女のように飄々と生きて死にたいものです。
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