釧路から霧笛(むてき)が消えようとしている。
濃霧の発生時、灯台から港の位置を知らせるように漁船に向けて鳴らされる霧笛。
釧路では名物とさえなっていた「ブォーーー」という音は、実際に聞いたことがない人でも、思い浮かぶのではないだろうか。
レーダーやGPSの搭載の増加に伴い、霧笛は役割を終え、いずれ全廃に向かうとされている。
非常に小型の漁船は機器が無いので困るとか、独特の風情が失われて惜しいとの声が上がっているが、大きな波に飲み込まれてゆくのが世の常だ。
船舶の航行に関して知識は乏しいが、単純に個々の計器のみに頼る危険は既に列車や航空機が垣間見せていると思う。
濃霧の発生時、灯台から港の位置を知らせるように漁船に向けて鳴らされる霧笛。
釧路では名物とさえなっていた「ブォーーー」という音は、実際に聞いたことがない人でも、思い浮かぶのではないだろうか。
レーダーやGPSの搭載の増加に伴い、霧笛は役割を終え、いずれ全廃に向かうとされている。
非常に小型の漁船は機器が無いので困るとか、独特の風情が失われて惜しいとの声が上がっているが、大きな波に飲み込まれてゆくのが世の常だ。
船舶の航行に関して知識は乏しいが、単純に個々の計器のみに頼る危険は既に列車や航空機が垣間見せていると思う。
情緒が無くなってしまいますね。
これからの若者は知らなくなるんですね~
淋しいな~~~。
霧笛と共に親しまれていた、ポンポン船(焼玉船)の音も平成12年に無くなっています。
「ブォーーーッ」「ポンポンポンポン!」に海鳥の鳴き声という、港の典型的“音風景”が遠ざかってゆきますね。
昭和から平成に変わった現在を、年号のみでなく痛感するこの頃です。
思えば、大正を知る方達は更に寂しい想いがあるでしょう。
これから若人の心に残る音は、どういったものになるのか興味あるところです。