Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

ミックスツインズに起こりうる悩み☆その4

2017-04-14 | 3歳

【3歳9ヶ月】
今年は雪が少なくて、早くからトレイルランニングの練習で山奥へ入ることができます。春山も素敵なんですけどね、やっぱり4月でもう雪解けしちゃってると寂しい、というか地球が心配。


シャモニ谷の山桜は、今が満開となっていました。
日本人にとって、出会いと別れの時期に咲く桜・・・我が双子も今日、初めて「友との別れ」がありました。同じクラスの4歳児くんが、親の仕事の都合で南仏ニース( Nice )へ引っ越すのです。双子が幼稚園での様子を話すとき、必ず名前が出てくるぐらい、仲が良かったお友達。明日から始まる春休みが明けたら彼はもう来ないよって、家の子たちが理解できているのか分からないけど、ほっぺにチューッとお別れのキスをしていました。
引っ越していく当人は、春休みで海へ遊びに行くぐらいに思っているみたい。その子のお母さんが、「ゆっくり時間をかけて話す」と泣いていました。その姿を見て、「ママ、なんで泣いてるの?」と・・・こっちが泣けるわっ!


そんな日にもう一つ、友達ネタが。娘が同じクラスの3歳児ちゃんから、何やらカードを貰ってきました。わっ、お誕生日会の招待状だ!
こういうの、貰うのは初めてなんです。とうとう“社交デビュー”ですよ。


「誕生日会」とか「招待された子・されない子」とか、まだ意味がまったく分からない娘は、ただただ可愛いカードをもらって嬉しい。
かたや、自分もクラスメイトでよく知っている子なのに、どうして自分だけカードが貰えないのかと泣く息子…。
これねー、どうしたらいいのでしょう? きっとこれが、女の子2人の双子だったら、あちらのお母さんも気を利かせて二人そろって招待してくれたかもしれない。男女でも、年齢が違っていれば、自分の友達ではないとハッキリ認識できるでしょう。でもまだ、男も女もない3歳児では、相方だけが招待されるって、理解できないよね・・・
「これは女の子だけに配られたカードなのよ!」とか言ってみる、ママン。多少なりとも男女の区別がつき始める頃。分かるかなあ~?
男の子はやはり、巷でも言われるように、女の子に比べたらあどけないと言うか、単純な生き物と言うか…。我が双子も同じ時に生まれて、同じ経験値のはず、でも、3歳半を過ぎたころから“違い”を見るようになってきました。


幸運にも、誕生日会の当日は、私たち家族は旅行へ出ている計画があって、もめ事が再発する可能性はなくなりました。
一安心したママン、双子に聞いてみます。「このカードをくれた子は、どんな子?」


「えーっと・・・えーっと・・・」と言いながら、二人でおもちゃ箱を引っ搔き回して、着せ替えの洋服パーツを見せながら、「いつも、こういうの、着てる子!」
・・・どうやら、毎日の登園にドレス風なワンピースやスカートを着てくるオシャレさんのようです。
面白いね。子供だってちゃーんと、友達がどんな洋服を着てるかとか、チェックしてるんだなあ~。


ところで、この着せ替えクマさん、ひも通しの練習をしながら着せ替え遊びが楽しめるという優れもの。ひも通しにはまっていた双子へ、次へのステップと思って買いましたが、長いこと出来ずにいました。2枚の板の穴を同じ位置に合わせてひもを通すのは、大人でも難しいものね。


それが最近、楽々と出来るようになって、洋服アレンジまで楽しめるようになりました。単純に一枚板へジグザグとひもを通していく遊びも、決していまだに正確に出来るわけではないんですけどね。それでも、いまだにハマってる玩具です。


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