Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

子連れJバーの乗り方

2017-03-12 | おもちゃ・遊び

【3歳8ヶ月】
本日、スキー特訓日なり。
チョー初心者の3歳児二人を連れて、どこのゲレンデへ行こうか迷いましたが、シャモニから車で10分、隣町にあるレ・ズーシュ( Les Houches )のトルシェ( Le Tourchet )子供ゲレンデをチョイスしました。決め手は、駐車場がゲレンデの目の前。車を降りて、スキー板を履いたら、すぐにリフトへ乗れるアクセスの良さです。ここは唯一、ナイター営業しているんですよ!


息子くん、先日の練習成果が出て、余裕で滑ります。ただし、まだ曲がれない・・・


最初は雪遊びをしていた娘も、次第に滑ってみたくなって、スキー板をはきだした! ムフフ、想定内、想定内・・・
娘は、インストラクターにもお褒めの言葉をいただいたのだけれど、滑りのフォームが確実にできていて、内エッジにのれています。
でも、スキーは嫌いなんだな・・・


そして、とうとう、スキーリフトへ初挑戦しました!
えっ、スキーリフトって・・・これは何?


そう、ヨーロッパのスキー場では「テレスキー Téléski 」と呼ばれる、こんな形のリフトが幅をきかせています。ワイヤーに取り付けられた巻き取り式の紐の先に棒があり、その先端には丸い円盤のようなゴムがついていて、それを足で挟んで引っ張っていってもらうリフトです。形から、日本のお客さんへは「Jバー」と説明していました。


スキーヤーは、自ら滑りながら山上へ引き揚げられていくんですけど、これがなかなかに怖く、疲れるんだ、滑る前から。
初心者ゲレンデにはこの形状のリフトが付き物なので、これを制した時、すでにスキーの腕は磨かれていると言っても過言ではない…。
スキーはまだいいよね。スノーボーダーなんて、見てるこっちもハラハラするぐらい、危なっかしい。
ちなみに、このリフトが設置されている場所は、初心者ゲレンデか、急登だったり風当たりが厳しくてリフトがかけずらい所にあり、そんな場所では途中下車するわけにもいかないから緊張します~。
落ちたら最後、ゲレンデ外の林の中とかを自力でスタート地点まで戻らなければならなかったりするので。


で、このJバーに、3歳児をどう乗せるか?
リフト係は慣れたものでしたね。丁寧に教えてくれました。
子供を大人の片足の前に来るように立ち、大人のスキー板の間に子供のスキー片板を挟むようにして、大人が円盤を挟んで動き出したら、膝で子供の背中を押していくようにして乗ります。
慣れれば、一人で乗っているような感覚で、乗っていられるようになります。
が、家の息子、決して嫌がらせをしているんじゃないと思いたい、自らのスキー板を滑らせながら上がっていくリフトなので、スキーの先端を少し外へ向けてはコースから外れてみようとしたり、板を斜面へ直角に押し当ててブレーキをかけてみたりと、ほんっとジッとしていやしない!こっちは、落っこちるんじゃないかとヒヤヒヤもんです。
って言うか、態勢くずせば君も自爆だよ!


そうそう、今夜は満月。月の光がこんなに強くて、真っ白な雪面を明るく照らすから、こんな日は夜のバレーブランシュ氷河スキーが出来るんですよ!


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