【3歳0ヶ月】
今日のフランスは祝日、革命記念日です。最近の我が家の休日の過ごし方は、パパがトレーニングで山を走るので、そのゴール地点まで双子がお迎えに行きます。
パパが車で登山口まで行った日は、電車に乗ってゴール地点までお出かけ。家から走って山へ入った日は、車でゴール地点へ出迎え、最寄りの駅からやっぱり電車に乗って帰ってくる、という・・・
やっぱり今日も、バロルシン村( Vallorcine )までお迎えに行きました。この「お迎えに行く」ことが、我が双子はミッションを果たしているかのようで、大好きです。ママンも1日じゅう子供の相手をして、「休日ぐらい面倒を見てよ!」と主人にキレなくていいので、電車で出かける準備は大変ですが(トイレの心配とか…)、良い遊び方法を考えた!といった感じです。それもこれも、シャモニ谷内ならば電車が無料というシステムがあるからですよね~。
そして、今日は特別に、双子がずーっと乗りたがっていたものへも、乗ってきましたよー。
バルム( Balme )の丘へバロルシン村から延びている、スキーゴンドラです。夏はハイキング用として、7~8月の2ヶ月間のみ稼動しています。さらに、こういうとこフランスだよなあ~と笑っちゃうのが、昼の12時から14時までは一時、止まります。お昼休みだって…。
国鉄バロルシン駅のすぐ隣りに乗り場があるので、車の駐車場も広くて無料だし、電車で来てアクセスすることもできます。3歳児にとっても、駅から乗り場まで遠くないし、頂上の降り場の標高も1900mと他より低いので、デビューには良いんじゃないかと。
それでは、「行ってらっしゃーい!」
何で、ママンは一緒に乗らなかったのかって? リフト代、結構バカにならないぐらい高いのです…。3歳以下は無料ですよ!
初めての“空中散歩”に、ちょっと引きつり顔の双子・・・
だんだん余裕が出てきて、眼下なんぞを見てみる・・・
頂上駅へ到着。天気が悪いので、本日は視界ゼロ。まぁ、「乗ること」が目的なので・・・
ちなみに、薄いダウンジャケットを着ています。シャモニの山は、夏でもこうなりますよ~。
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【3歳0ヶ月】
シャモニの町から北のフレジェール方面、山の中腹に白い旗が上がっていましたら、それは「フローリア( Floria )小屋」がオープンしている合図です。先日のような、午後から雷雨予報が出ていた時、それでも午前中だけはハイキングへ出かけたいと思う方にはちょうど良い距離にある山小屋です。
スタート地点はサボワ( Savoy )子供ゲレンデ入り口、ムメリー通り( rue Mummery )から入っていきましょう。ここからフローリア小屋まで「徒歩50分」の標識アリです。
そこを突き当たりまで進むと、ゼラニウムの花がいつも綺麗に咲いていてヨーロッパ・シャレーの雰囲気が素敵なバルコン・サボワ( les Balcons du Savoy )アパートホテルが見えてきます。余談ですが、シャモニへ1週間滞在をされるならば、4つ星、5つ星ホテルへ連泊するよりもコチラをお勧めします。食事は外食でも、ちょっとキッチンが付いているって、日本人はホッとする時があるんですから。
それで、このT字路を右折します。
この辺りは静かで、家並みが続きます。シャモニ人の普通の暮らしぶりが垣間見える所です。程なくして、山道が見えてきました。登山口ですね。ここからフローリア小屋まで片道45分、登るよ! 何を隠そうワタクシ、ウルトラ・トレイルと言うトレランレースへ参戦していた頃は、昼休みになるとこの道を、“往復”45分でトレーニングしていました、毎日。だから、あれから、この道が嫌いできらいでキライでねえ~、久しぶりに来たよね。
中間あたりまで登ると、プチ・バルコン・スッド( Petit Balcon Sud )と呼ばれるハイキング道に合流します。よく整備された道を、木々のなか進んでいきますが、所々で見えるシャモニ針峰群( Aiguille du Chamonix )のギザギザとした山並みに目を奪われます。
見てください、この花々に囲まれた幸せな雰囲気のフローリア小屋を! ここでお茶でもしたくなってしまうでしょ? お父さん、今年から小屋番が変わって、若いお姉さんばかりですよ!
残念ながら私が登った日は、午後から天気が崩れるとあって、テラス席からの素晴らしい眺めも雲の中となってしまいました。帰り道は、もと来た道を下ります。
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【3歳0ヶ月】
我が双子はあまり、おままごとのようなごっこ遊びが少ないよなぁ、と感じていたんですけど、それでも時々は、ブロックを食べ物に見立てて食べるフリをしたり、小さな人形を動かして二人でストーリーを作ったりはしていました。特に好きなのが、ちょうど色違いで2羽いる紐通しオモチャのコマである小さな鳥で、まるでそれを育てているように遊ぶことです。
それが、3歳になったちょうどその日に気づいたのですが、双子の頭の中には「プチ鳥」と呼ぶ小鳥が存在し始めたようで、いつも手のひらに何か乗せているような素振りをしています。手をつなごうとすれば、「プチ鳥が落ちちゃう!」。床に散乱するクッションを片付けようとすれば、「プチ鳥が起きちゃう!(クッションの上で寝てる、という設定らしい)」。これまでは実在するオモチャを何かに見立てていたのですが、目に見えなくても空想の世界でイメージを作って遊ぶことができるようになったようです。
そして今や、ママンはこの「プチ鳥」に振り回され始めています・・・大声で怒鳴れば、「プチ鳥が怖がってるよ!」、公園遊びを引き上げて帰ろうとすれば、「プチ鳥がいなくなっちゃった!(と探すフリをして滑り台へ~)」、などなど…。
どうしてこんなに鳥が好きになったのか? 子供は共通して鳥が好きなものなのか? 少なくとも双子が鳥に興味を持ち始めたのは、誕生祝いでいただいた音付き絵本( Mes petits imagiers sonores )『鳥( Les oiseaux )』の存在からだと思います。フランスによくいる鳥(たぶん…)6羽が1ページ毎に描かれていて、ボタンを押すとその鳴き声が聞こえる絵本です。双子は小さい頃からいまだに触る本です。それから、周囲に木の多い家に引越しをしてきたら、毎日、何かしらの鳥がさえずる声が聞こえます。私は生まれて初めて、キツツキを見ました! 自分家の庭の木にいたのです。庭で特に多いのは、カササギ( la pie )です。実家のカラス並みに居るんですよねえ。この存在が気になるらしい。
そして、我が家の軒下に小さな鳥が巣を作りまして、雛が顔を出して親鳥から餌をもらう姿を何度か目にしました。双子にも見せて喜んでいたんですけどね、先日の夏晴れの日、ガラスが光を反射するのか、一羽の鳥が窓ガラスにぶつかってしまって・・・
かわいそうに思ったママン、窓に飾りでもつけてはどうかと、双子とガーランドを作ることにしました。と言っても3歳児、まだまだ器用なことは出来ないので、先日の七夕で双子が楽しそうに作っていた環つなぎです。今日は大雨、どこにも出かけられないこんな日には、うってつけの作業ですよ!
ハサミで切ることも、糊で貼ることも、何か目的があってやらせると、子供は本当に嬉々としてやってくれますね。一日がかりでとうとう、こんな素敵な飾りが出来ました。これで、鳥の事故が防げるといいんだけれどな・・・
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【3歳0ヶ月】
サッカー欧州選手権が昨日で終わりました。フランス、決勝戦で負けてしまいましたね~。私たち夫婦はそれほどサッカー熱がないのですが、驚いたことに我が双子、どこで覚えてきたのか「アレー・レ・ブルー! Allez les bleus! (行けー、フランス!)」と応援しているではないですか!? これも保育園効果なのか?
開催期間中はテレビやら街頭広告やら、双子も外部からいろいろと影響を受けているらしく、大好きなペタペタブロックで遊ぶにも、サッカー関連ものを作り出すことが多かったです。
息子へ、「アレー・レ・ブルーを作って!」と頼んだら・・・これ、サッカーボールですって! こんなこと出来るんだと、ちょっとビックリ。
他にも、トリコロールの国旗を作ってみたりしていました。このペタペタブロック、2歳ちょうどの頃からよく遊ぶおもちゃですけど、本当に様々なものを作り出してくれるから、見ていて面白いです。見ているこちらが、ちょっと想像力を働かせなければならないことも多いですけど…。
娘の「電車」と、息子の「ヘリコプター」。
これは「潜水艦」。
こっちは「電車」。
それで、一番つくる頻度の高い「飛行機」。
娘より息子の方がいろいろ作りだしてくれます。これが男の子と女の子の違いか?
同じブロックでも、レゴだとこういう創造の世界を見せてはくれません。レゴは、高くたかく積み上げたり、横へ大きく広げていったりして、何かを作ることが多いのですが・・・必ず何か、形あるものを「作れ!」とママンに強要します。
これはねえ、「ママンの失敗」だと言えると思います。私自身がこういう何もないところから何かに見立てて製作する玩具を苦手とするので、ぜひ我が子には創造の世界を楽しめる子になってほしいからと、どんどんレゴを与え、一緒に遊んであげれば自然とさわるようになるだろうと、レゴの箱パッケージに載っている作品例を作って見せてあげていたからです。だから、レゴは「形あるものを作らなければいけない」と思っているような気がします。その点、ペタペタブロックは自分の想像の世界のみで、工夫して作り上げていきます。何故かって? だって、箱が無地で作品例が載っていないから、ママンは何も作ってあげられないんですよ…。ゆえに、本来ならレゴだって、遊ぼうと放ったらかしにしていようとも何もせず見守っていたら、自分で何かを生み出す力が芽生えたかもしれないのになあ~、と思うこの頃です。
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【3歳0ヶ月】
我が双子がいつものように自転車へ乗りたがるので、シャモニでも暑いと感じる日中を避け、夕方からプラ村( Praz de Chamonix )のボワ地区( les Bois )へ出かけていきました。
ひとしきり走りまわった(親が…)後は、やっぱり喉が渇くので、閑静な「プレーリーホテル( Hôtel la Prairie )」のカフェで一休み。双子はいつものようにクレープを、ママンは珍しく甘いものがほしくなって(お疲れ気味か?)、モナコ( Monaco )を頼みました。これはビールにレモネードとグルナディン・シロップを混ぜた、フランスのカクテル風ビールです。山から下りてきた後なんかには、いつもはビール派でも、体が糖分を欲しがって、こういった甘く、しかし炭酸が利いて口の中がスッキリするものを飲みたくなるんですよね。
このホテル、創業は1900年、シャモニで一番古いホテルなんです。現在のホテルオーナーの曾お祖父さんは当時、高山ガイドを生業にしていて、自分のお客さんを泊めてあげては、奥様が食事のお世話などをしていたことに始まります。
見た目は古いけれど、お化けが出るような雰囲気はなく、それどころか、花に埋もれたプチホテルは、昔の面影を感じられる雰囲気に包まれ、何とも泊まってみたいホテル。たった9室しかないんですって。
広い芝生のお庭では、のんびりお茶タイムを楽しむお客さん傍ら、双子がここでも自転車を乗り回すから、ママンはハラハラでしたよ。
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