Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

初めての手袋☆どんなのが良い?

2016-01-04 | 赤ちゃん用品

【2歳6ヶ月】
我が双子は手袋が嫌いです。理由は単純。手袋をはめちゃったら、大好きな指しゃぶりが出来なくなるから…。
しかし、もう2歳になって行動範囲が広がると、外に長時間いたり、雪や氷を触ったり。手袋をしなくてはならない理由があるのです。私だったら手が濡れてくる手袋は不快だよな、と思い、外側が防水でインナーまで水がしみてこない、小さめサイズ1歳児用スキー手袋を買ってあげました。なのに、それはミトン型だから、指先が使えないって怒って取ってしまうの、二人とも。
そんな困っていたところに、近所の10歳児くんママンが教えてくれました。子供から大人まで使える『のびのびニット手袋』が、初めての手袋に良いらしいんです。
そうか、あの、はめている違和感のない、ぴったりフィットがポイントなのね、と思い探しに行けば、無い、ない、ナーイ! 日本なんてコンビニで簡単に買えそうなあのノビノビ手袋が、シャモニの田舎ではどこを探してもないんです…。一応フランスの名誉のために言いますと、フランスでも売っているらしいんですがね~。
それでご近所さんへ、どこで買えるのか聞きに行ったら、どうやらノビノビ手袋を探してくれたようで、でもやっぱり見つからず、代わりに、子供が興味を持ってはめてくれているものを、と各指に指人形がついている手袋をプレゼントしてくれたのです。
「手袋が面白いとはめてくれているものよ」とは言うものの、家の子たちは手袋をはめるのも嫌なのに、さらに指先にゴタゴタついていたら、やっぱりはめてはくれなかったよ。優しい息子が1回はめてくれたのみ…。


しばらく機会あるごとに探しまわっていたのだけれど、最後にはもう日本から送ってもらおうと思っていたところで、ようやくそれっぽい手袋を見つけました! のびのーびと伸びないけれども2歳児用の伸縮性のある手袋で、五本指で、ケンカにならないよう色違いで、たった3ユーロという激安なものです。これで良い、これにしよう。


10歳児くんママンの忠告では、「外出時はいかなる時でも手袋をはめさせること!」だそうです。靴を履く、上着を着る…と同じ感覚で、手袋もはめさせて外へ出るように、躾けるんですって。だから、保育園へ行くちょっとの間でも、雪を触ることのないベビーカーでの散歩の時も。これはママンの忍耐力を試されますよ。ニット型だったらはめてあげるのに楽なのですが、5本指型となると、計20本もの指を通す作業が延々続く…。
この儀式を経てようやく外出できるわけですが・・・ある日、シャモニの町中に登場した「クマ」を見に行きました。うれしくって双子は、手袋をはめた手を振っています。なるほど、確かにシャモニのマイナス気温の中では、ちと心もとない気もするけれど、ないよりマシ!


お次はパンダ。この時もまだ、手袋をはめた手を振っています。


そして帰宅すると・・・! 娘の手から赤い手袋がなくなってる!? あ~、やっぱり嫌になってはずし、途中で落としてきちゃったんだ…。でもね、たった3ユーロだし、近所に売っているし、また買いに行けばいいや~と今日、お店へ行ってみれば、このクリスマスからお正月にかけての冬休みでみーんな出ちゃったのか、売り切れ! 2歳児は手袋を落としやすいから、すぐに品薄になるんだって…。
そういえば、他所の保育園へ通う2歳児ちゃんが我が家へ遊びに来た時、手袋には紐が縫いつけてあって、その紐を上着の袖に通しておけば、万が一はずれても手袋がなくならないからと言う優れものでした。これ、あちらの保育園では指定されているんだそうです。チビ手袋が入荷されたら次は、紐を縫い付けてみよう!

手袋との戦いは続く…。



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