【2歳7ヶ月】
幼稚園( Ecole matternelle )の申し込みをしました。フランスは3歳から幼稚園が始まります。保育園は親が働いていないと預けられないのに対し、幼稚園はどの子でも通うことが出来るので、私は義務教育だと勘違いしていましたが、それでもほとんどの子が行きます。公立の幼稚園であれば無料であるうえに、小学校進学へ向けた勉強も始まりますからね。
2013年生まれの子に向けて、1月半ばから進学手続きが開始されました。市役所のサイトを細かくチェックしていると、アナウンスされます。保育園でも「掲示しますよ」と言っていたのに、それは見当たらないなあ。全て自分で動かないといけない国なんですね、フランスは。
フランスは、1月1日生まれから12月31日生まれの子が同学年になって、9月に学校が始まります。つまり家の子、今年の9月には幼稚園へ進級するんですよ。市役所の公示を待って、私たち夫婦はすぐさま近所の私立幼稚園へ出向きました。私立は有料なのですが、とにかく家から近い所を選択したかったのです。が、時すでに遅し・・・もう満員だって・・・私立は公立と申請開始時期が違うんですって・・・なんか、“お受験”に落ちたぐらいヘコミましたね、私。でもね、本当のお受験は、「おむつ卒業」なんです! 本当ですよ、フランスの幼稚園は、自分でトイレへ行けない子は入園できないんです。家より約半年早いだけの12月生まれの子を持つママ友ちゃんは、2012年生まれだからもう幼稚園へ上がっているのですが、2歳半でおむつ外しさせなければならないからって“戦って”たよなあ・・・ああ、今からブルーです。
私立の場合は幼稚園へ直接、出向きますが、公立の場合はまず、市役所へアポイントを取って、書類を提出します。
- Livret de famille ou un extrait d'acte de naissance (戸籍となる家族手帳)
- Un justificatif de domicile récent (居住証明となる郵便物等)
- Le carnet de santé de l'enfant (母子手帳)
そこで、学区の幼稚園連絡先をもらい、次は幼稚園の園長先生との面談となります。家は2ヶ所の保育園の真ん中にあり、出来れば主人の職場に近い方の幼稚園へ通ってくれれば助かる日もくるんじゃないかと願っていましたが、主人の熱弁トークが効いたらしい、よく家に遊びに来てくれる子たちと同じ保育園へ通えそうです!
悲しいことに、今年も雪が少ないシャモニ。スキー場へはロシアやフィンランドから雪を運んできてるんですってよ! 町は雪も観光客も少なくて、そんな歩きやすい(?)シャモニの街中を初めて、双子に自分の足で歩かせてみました。車の通らない商店街なら怖くないかな、と思いましたが、いや~、ドキドキ。娘は私の前をサクサク歩いてっちゃうし、息子は様々なものに気を取られて常に私の後方で、あっちフラフラこっちフラフラ。かなり通行人に助けられました。皆に見守られている気分。でも、こういう事も練習していかなければなあ。