日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

久間発言で思うこと

2007-07-01 11:24:51 | Weblog
時々問題発言をする久間防衛大臣は、マスメディアにとって、追っかけ甲斐のある閣僚だろう。今日(7月1日)の朝日朝刊の第一面に《原爆投下「しょうがない」 久間防衛相が発言》と大きく出ている。

問題視されている久間発言とは《「原爆を落とされて長崎は本当に無数の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で今、しょうがないなと思っている」》である。この発言に対して《原爆投下を正当化する発言とも受け取られかねず、野党が久間氏の罷免を求める動きを見せるなど波紋が広がっている。》とのことである。

「原爆投下を正当化する発言とも受け取られかねず」であるなら、久間大臣に「原爆投下を正当化するのか」とあらためて問い返せばそれで済む問題であろう。

どういう文脈でこの発言がなされたのか、その場にいないとニュアンスをくみ取れないので発言内容に立ち入らないが、防衛大臣という要職にある方としては、発言の及ぼす影響への配慮が足りないという点で想像力の欠如が明白であると云える。大臣の品格を取り沙汰されても致し方あるまい。国会は終わったことでもあるし、野党側は参院選を有利に進めるためにこの『問題発言』を大いに利用すればよい。

それよりミーハーの私が知りたかったのは、現職大臣が地元長崎ではない千葉県柏市の麗沢大学で講演した経緯である。学生相手の講演だったのか、場所として麗沢大学を使っただけで対象は一般人だったのか、それよりなによりどのような主旨で開かれた講演会であったのか、などである。ついでに、講演料はいくらだったのだろう。

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