日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

ポイントカードあれこれ

2009-10-30 13:43:59 | Weblog
ポイントカードなるものが溢れかえっている。何か買い物をすると、お持ちですかとかお作りしましょうかとか聞かれるが、私は断ることにしている。めったに買い物をしないところで作っても意味が無いからだ。よく使うのはヨドバシカメラのポイントカードである。販売価格の10%分のポイントが普通つくので、品物を買うときに一割値引きの割安感を味わい、次ぎに現金を使わずに溜まったポイントでパソコン関係の小物などを手にすると、また得をしたような気になる。値引きして商品を売るだけなら、買う方も満足感は一度限りだし、売る方も値引き分をみすみす失うわけだから、その意味ではポイント方式はうまい売り方のように思われる。

クレジットカードにも使用分に応じてポイントがついてくる、しかしカード会社によってポイントに有効期限が有ったり無かったりする。とここまで書いて気になたものだから調べてみると、一つのカードでこの10月末、11月末、12月末と連続してポイントの無くなることが分かった。品物カタログを見ると、今のうちだと観劇用に使える望遠鏡が貰えそうである。ということで早速注文してやれやれ、これもブログ書きの効用の一つである。これまでポイント残高をわざわざ調べたことは無かったのでかなりのポイントを失っているように思う。失効するポイントの確認にわざわざインターネットの新しいページを開かないといけないので不親切である。ところが何時になったらポイントが無くなりますよ、とわざわざ葉書で知らせてくれた親切な店があった。Brooks Brothersである。

昨日、天気も良かったのでそのBrooks Brothers神戸店に出かけた。お客さまのポイント有効期限は11月2日まででございます、とわざわざ知らせてくれたので、ちょっとまとまった金額になるポイントを失うのは勿体ないと思ったからである。ただその通知に一つ分かりにくいところがあった。お客さまは現在○○○○ポイント、5000ポイントごとに5000円分としてお使いいただけます、とある。では○○○○ポイントから5000ポイントを引いた残りがどうなるのかが分からない。無効になる恐れもある。そこで電話をしたところ、カード最終使用日より2年間は有効期限が延長されることが分かった。その間にまた買い物をすれば残りポイントがふくらんで5000ポイントを超えるようになるかも知れない。5000ポイント単位で使わせることが購買意欲を刺激すると考えているようだ。さすが商売人である。

店で2625円(本体価格 2500円)の値札のついた品物を二点購入した。5000円分はポイントが使えるとして、消費税分の250円は別途支払うつもりでいたところ、なんと、余計な支払はなくて5000ポイントだけでその二点を手にすることが出来た。品物をポイントと交換した形になっている、だから消費税を支払う必要はないのだな、と一人合点した。しかし同時に新しい疑問が生じた。ヨドバシで価格の一部をポイントで支払ったことが何回かある。たとえば5000円の商品に対して3000ポイントを使ったとすると、消費税はその差額の2000円分について払うのだろうか。手元にそのような買い物をしたときの領収書がないのでなんとも言えないが、今度注意して見ることにする。

私が本当に欲しいのは書店のポイントカードである。本屋にやる気があれば出来るはずだが、何故しないのだろう。以前ジュンク堂で1万円以上の買い物をすればで紹介したようなサービスが、ある条件下ではあるが現在でも続いている(サービスのDrink ticketは300円分に下がっているが、コーヒが一杯飲めることには変わりがない)。これまでも時々あったが、さる10月27日に数点本を買ったらレシートがピンクだった。秋の読書キャンペーンとかで11月9日までにピンクレシートを集めて、1万円ごとにQuoカード500円分と引き替え、5千円ごとにオリジナルバッグ、2千円ごとにポケットティッシュカバーと交換するというサービスである。期間限定であれこのようなことが出来るのだから、ポイントカード発行にぜひ踏み切って欲しいものである。それなれば本にポイントのつかないAmazonではなくてジュンク堂を贔屓にするつもりである。