私も妻も携帯電話を持っている。加入したときはVodafoneだったが最近SoftBankへと経営が変わった。私が携帯電話をかけるのは1ヶ月に10回もない。メールもその程度である。ウエブはほとんど使わない。ナビは役に立たないので使っていないし、カメラ機能もまどろっこしいので使っていない。妻も同じようなものだろう。使いこなしていない、といえばそれまでだが、たまの電話とメール以外に必要性を感じないのである。それなのに毎月8000円近く払い続けてきたのである。
一番最近の請求書はこのようなものである。
項目が沢山あるが、それぞれが具体的に何を指すのか、実はあまり理解できていない。
持ち始めの頃は携帯が高いのは当たり前だと割り切っていた。新しがり屋だからである。しかし子供までが持ち歩きするまで普及してきたのにこの使用料が高すぎると、ある時から思うようになった。安くできたらいいなと思いながらも、料金プランが有りすぎるものだから、どれが有利なのか分かりにくく、ついそのままにしていた。
「へぇ~」と思ったのは通話料金0円の話が出て来たときである。誇大広告とかで表現が変わってきたが、月額基本使用料が2880円というのは魅力だった。私のは3900円もするからである。最初はどうも新規契約者が対象らしいので、これまでの加入者をどうしてくれるんだ、と思っていたら、そのゴールドプランなるものに「ソフトバンク携帯電話をお使いなら料金プランの変更のみでご加入可能になりました」とアナウンスがあったので、その安い基本料金のプランに変更することにした。
携帯を購入した販売店に出向いてプラン変更の手続きをして貰うことにした。ところが担当者が、ゴールドプランに変更してもこれまでより安くなるとは限らないと云うのである。その代案としてオレンジプラン(X)エコノミ-を勧めた。不要なオプションを止めるとさらに安くなると云う。結局ナビは使わないのデュアルパケット定額(1000円)と留守番電話プラス(300円)を止めた。そして基本電話料金3780円が3年未満利用の特典で49%OFFの1928円になり、現在の基本料金が3900×0.83=3237円だから1309円安くなる。従って全部で1000+300+1309=2609円安くなる勘定だ。この手続きを暮れの12月28日に終えてこの1月より新しいプランが適用されることになった。
ある程度安くなりそうなのはよかったが、あらためて料金プランを眺めると疑問が湧いてきた。私の選んだオレンジプラン(X)エコノミ-の基本使用料は3780円である。それはよいのだが、無料通信2000円[最大通話50分]含む、との注釈がある。すなわち毎月3780円を支払うと2000円分までは余分に料金を支払わなくても通話が出来ますよ、ということなのだろう。しかしなぜこのような余計なことをするのだろう。
私の通話時間は毎月10分を超えることはないと思う。この請求書では通話料金は480円だった。だから無料通話の1520円分は使い残したことになる。その積もり積もった結果が恒常的な2000円分のくりこしになっているのであろう。ここで私は「使い残した」と表現したが、別の云い方をすると、毎月否応なしに1500円もふんだくられていたことになる。これは役に立たないものの押し売りではないか。なぜこのような料金体系が罷り通るのか理解に苦しむ。
上の例だと単純に基本使用料は3780-2000=1780円として、あとは通話・通信料の従量加算にすればいいだけの話である。それほど割引をしたいのなら、通話・通信の使用量に応じて割引率を定めれば良いではないか。義務教育を受けた利用者が見ればすぐに分かる、そのような料金システムを作るべきである。
私はSoftBankの携帯を使っているのでその問題点を取り上げたが、他社ではどうなのだろう。利用者に分かりにくい複雑な料金体系は、結果的には利用者の不利益になっているような気がする。
私の文句が聞こえたわけではなかろうが、朝日の昨日朝刊に「ソフトバンクが新プラン 携帯基本料金、月980円に」との記事が出た。
これだと分かりやすい。ようやく至極当たり前のサービスが出て来たようだ。隠し料金のないことを願うのみである。1月11日から先行受付スタートとのことだが、それならなぜ私が昨年暮れにプラン変更の手続きをしたときに、このことを教えてくれなかったのだろう。私なら少々時間を待ってもこの新プランを選んだと思う。また変更手続きに余分な時間が取られそうである。それと私は3Gだが妻はそうではない。これまでは家族割引が適用されていたがそれらがどのようになるのか、まだまだ分からないことが多い。利用者のことを考えるのであれば、とにかく分かりやすい料金システムが第一、ぜひ真剣に考えて欲しい。
一番最近の請求書はこのようなものである。
項目が沢山あるが、それぞれが具体的に何を指すのか、実はあまり理解できていない。
持ち始めの頃は携帯が高いのは当たり前だと割り切っていた。新しがり屋だからである。しかし子供までが持ち歩きするまで普及してきたのにこの使用料が高すぎると、ある時から思うようになった。安くできたらいいなと思いながらも、料金プランが有りすぎるものだから、どれが有利なのか分かりにくく、ついそのままにしていた。
「へぇ~」と思ったのは通話料金0円の話が出て来たときである。誇大広告とかで表現が変わってきたが、月額基本使用料が2880円というのは魅力だった。私のは3900円もするからである。最初はどうも新規契約者が対象らしいので、これまでの加入者をどうしてくれるんだ、と思っていたら、そのゴールドプランなるものに「ソフトバンク携帯電話をお使いなら料金プランの変更のみでご加入可能になりました」とアナウンスがあったので、その安い基本料金のプランに変更することにした。
携帯を購入した販売店に出向いてプラン変更の手続きをして貰うことにした。ところが担当者が、ゴールドプランに変更してもこれまでより安くなるとは限らないと云うのである。その代案としてオレンジプラン(X)エコノミ-を勧めた。不要なオプションを止めるとさらに安くなると云う。結局ナビは使わないのデュアルパケット定額(1000円)と留守番電話プラス(300円)を止めた。そして基本電話料金3780円が3年未満利用の特典で49%OFFの1928円になり、現在の基本料金が3900×0.83=3237円だから1309円安くなる。従って全部で1000+300+1309=2609円安くなる勘定だ。この手続きを暮れの12月28日に終えてこの1月より新しいプランが適用されることになった。
ある程度安くなりそうなのはよかったが、あらためて料金プランを眺めると疑問が湧いてきた。私の選んだオレンジプラン(X)エコノミ-の基本使用料は3780円である。それはよいのだが、無料通信2000円[最大通話50分]含む、との注釈がある。すなわち毎月3780円を支払うと2000円分までは余分に料金を支払わなくても通話が出来ますよ、ということなのだろう。しかしなぜこのような余計なことをするのだろう。
私の通話時間は毎月10分を超えることはないと思う。この請求書では通話料金は480円だった。だから無料通話の1520円分は使い残したことになる。その積もり積もった結果が恒常的な2000円分のくりこしになっているのであろう。ここで私は「使い残した」と表現したが、別の云い方をすると、毎月否応なしに1500円もふんだくられていたことになる。これは役に立たないものの押し売りではないか。なぜこのような料金体系が罷り通るのか理解に苦しむ。
上の例だと単純に基本使用料は3780-2000=1780円として、あとは通話・通信料の従量加算にすればいいだけの話である。それほど割引をしたいのなら、通話・通信の使用量に応じて割引率を定めれば良いではないか。義務教育を受けた利用者が見ればすぐに分かる、そのような料金システムを作るべきである。
私はSoftBankの携帯を使っているのでその問題点を取り上げたが、他社ではどうなのだろう。利用者に分かりにくい複雑な料金体系は、結果的には利用者の不利益になっているような気がする。
私の文句が聞こえたわけではなかろうが、朝日の昨日朝刊に「ソフトバンクが新プラン 携帯基本料金、月980円に」との記事が出た。
これだと分かりやすい。ようやく至極当たり前のサービスが出て来たようだ。隠し料金のないことを願うのみである。1月11日から先行受付スタートとのことだが、それならなぜ私が昨年暮れにプラン変更の手続きをしたときに、このことを教えてくれなかったのだろう。私なら少々時間を待ってもこの新プランを選んだと思う。また変更手続きに余分な時間が取られそうである。それと私は3Gだが妻はそうではない。これまでは家族割引が適用されていたがそれらがどのようになるのか、まだまだ分からないことが多い。利用者のことを考えるのであれば、とにかく分かりやすい料金システムが第一、ぜひ真剣に考えて欲しい。