ごじらいく

足跡の先に・・・

自由

2016年03月08日 | 日々のつぶやき

あるドラマで、人の心を読んでしまう。それと、人のにおいが強烈に匂う。食べ物の味がひどく感じる。という三重苦の苦しみを背負っている人がいました。

その人は、いつも苦々しげに生きていて、とてもつらそうなのです。

ある時、何が原因かは忘れたんですけど、その三重苦から解放されました。

とてもすがすがしげに海に向かって自分を解放している風でした。

なんともうらやましいシーンでした。

私も、もう20年近く患っている疾患から解放されたら、どんなにいいだろう。と、いつも、そのシーンを思い浮かべるのです。

ここ数か月、ちょっと疾患が重くなっているので、「つらいなぁ。」と、思っている時を過ごしています。

ほんと、解放されて自由になったら、「今までできなかったことを全部やろう。」とか、「思いっきり叫ぼう。」とか考えてしまうのです。

ドラマと現実は違うのはわかっているけど、本当にうらやましかったです。

いつも、自分を殺して生きている私は、ただこの疾患がなくなるだけで、ほんと贅沢なことなんです。

人には、わかってもらえないことが一番のつらいことです。

「自由になったら。」と、考えるだけで、心はちょっとだけいい気分になります。

そんな20年は、ただの20年ではないのです。

 

 


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