自分の部屋に行くには、階段をせっせと上らないといけません。
部屋に着くころには、心臓がバクバクして、「健康に悪いなぁ。」と、思ってしまうほど。
かと言って、ものすごい大きな屋敷ではないんです。
縦に長い、今時の家なんです。
家を買うとき、見取り図を見て、「これは、めっちゃいい家だなぁ。」と、思ったんですが、年を取るごとに階段がきつくて、「しんどいなぁ。」と、思ってしまいます。
まあ、今時の家ですから、このくらいは当たり前なのかもしれません。
「宝くじが当たったら、もっと住みやすい庭付き一戸建てを買うぞ。」と、意気込んでいます。
まあ、庭はそんなに広くなくてもいいんですが、天天が庭で遊べるくらいの広さなら言うことはありません。
庭のある家は、我が町でも、そんなに多くはないんです。
もう家がひしめき合って、庭どころの騒ぎではないんです。
そうなってくると、ちょっと郊外に家を買うことになります。
いろいろシュミレーションはしているのですが、いざ、肝心の宝くじは当たりません。
今は、せっせと階段を昇って、ゼイゼイ肩で息をするぐらいです。
住みやすい家って、一体どんなものなのか、今からではバリアフリーの家が最高なんですけど。