母の冒険

昨日の母の日、ちょっと険悪なムードになる我が両親。
そのことで、母は何を考えたのか弟の家に行くことを決心しました。
まあ、決心と言っても、家まで行って文句を言って帰る。と言うことなんです。
しかし、一人で弟の家まで行ったことない母は、途中で引き返すことになりました。

私と父は、「きっと、母の姪の家に行ったに違いない。」と、思っていたのです。
弟とは思いもよりませんでした。
まあ、弟は私より優しい人で、なんでも聞いてあげることが出来る人間です。
本当に盲点でした。

夜遅く帰宅した母なんですが、人の心配を気にしない人です。
父も睡眠導入剤を飲まずに、ずっと待っているのです。

朝、起きてきて、普通にご飯を食べ、謝りもしないのです。
「みんな心配してたんだよ。」とは、口が裂けても言えないのです。
今度、同じようなことをしたら、ぶっ飛ばす。と、思っています。
夜遅く歩いていると、警察の人に声を掛けられ補導されることになります。
そうなってくると、余計に、老人であることを罪に思うかもしれません。
警察にご厄介にならなくて、本当によかった。と、思うしかないのです。