「虚庵居士のお遊び」

和歌・エッセー・フォート 心のときめきを

再び「函南の石楠花」 写真追加

2014-05-09 17:09:28 | 和歌

 昨日ご紹介した「函南の芝桜」に続き、「函南の石楠花」をご紹介する。

 記憶力が衰えて定かでなかったが、ゴルフコンペ幹事殿よりのご連絡で、富士OUT4番ホールのティーグラウンド後方の石楠花と判明した。ここのゴルフコースは、随所に美しい石楠花が植えられていて、この季節のプレーは何時も夢みごこちの虚庵居士だ。



 ティーグラウンドだけでなく、カート道の脇やラフの奥まった場所など、様々に趣きを変えて植えられていて、プレーの邪魔にならず、尚且つプレーヤを寛がせる石楠花の配置は、誠に心憎いものがある。お送りくださった写真の一部を、拡大してみた。


                          撮影・ご提供は2枚とも 末木隆夫氏

 石楠花は花自体が極めて華麗で、観ていて何時もうっとりとさせられる。 日本の石楠花の高さは人間の背丈程度ゆえ、庭園にも好んで植えられるが、娘家族が住む米国ニュージャージー州では、民家の屋根に届くほどの巨木に育った石楠花に出会って愕いた。華麗な石楠花の花は、洋の東西を問わず皆さんに好まれ、永く可愛がられて来た何よりの証拠だ。

 かつて原子力の仕事でお世話になった方々の中にも、無類の石楠花好きが居たことを懐かしく思い出した。その中の一人は、わざわざ米国・石楠花協会の会員になって、熱心に情報交換などしておられた。また別の方は、ご自宅の庭園だけでは飽き足らず、近くの畑を手に入れて、石楠花専用の花園を愉しんで居られた。


                        以下3枚とも撮影・ご提供は 後藤征一郎氏

 後日になって、函南でのゴルフコンペに参加されたお仲間から、石楠花の写真の
ご恵送があったので、3枚を追加して皆さまにもご紹介する。



 石楠花は、人を虜にするほどの魅力に溢れた名花といえよう。 改めてうっとりと
見惚れる虚庵居士であった。




           石楠花の花に囲まれボール打ち

           彼方の石楠花目指して歩みぬ


           あの石楠花 あそこの花は如何ならむ

           写真を観つつ 思いをめぐらす


           この時期の記憶を辿れば石楠花に

           まつわるあれこれ 故人を偲びぬ


           石楠花の虜になるとは麗しき

           花を求めて已まぬこころか