とくしまマラソン塾

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股関節のスムーズな回転で走っていく ・その3

2014-04-16 | フォームづくり
「股関節のスムーズな回転で走っていく」の3回目です。

以前の記事はこちらです。
股関節のスムーズな回転で走っていく
股関節のスムーズな回転で走っていく・その2

股関節のスムーズな回転で走っていくためには、もも上げの方向性が大事になってきます。

カラダの正面に上げるもも上げ、実はこの動きは正しい方向性ではありません。

× 間違ったもも上げ



正しいもも上げは、少しカラダの外側に向かって上がります。

○ 正しいもも上げ



比べてみるとわかりますが、カラダの正面に上げるもも上げよりも、少し外側へと上げるもも上げの方が、スムーズな動きだと感じるはずです。

その証明が、こちらの100mのトップアスリートの写真です。



バランスを崩してしまっている選手以外、皆すべてもも上げの位置は外側になっています。

股関節をスムーズに、というよりは高速に回転させて走っていくためには、もも上げは外側に向かって上がります。

一般の市民ランナーレベルのマラソンでは、ここまでももを上げて走ることはありませんが、動きの方向性としては同じです。

特に女性ランナーの方は膝と膝とがシャカシャカとこすれて、内股で走っている方を多く見かけます。

このような走り方では、股関節をスムーズに動かして走ることは出来ません。

正しいもも上げの方向性をつくるには、下記の方法を試してみてください。

1.両肘をカラダの横にピタリとくっつけて、手のひらを下に向けて平行にします。
2.そのまま少し手のひらを下に下げます。
3.その手のひらにももが当たるように、もも上げをしていきます。



これが正しいもも上げの方向性です。
着地するつま先も内股にならず、自然と外側を向きます。

このもも上げの方向性で走っていきます。

最初はすごくガニ股になったような感じがすると思います。特に女性の方。
しかしこれが正しい方向性です。

こうすることで、股関節をスムーズに回転させて走っていけます。

ぜひ試してみてください。


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