とくしまマラソン塾

徳島の「走る整体師」がお伝えする、マラソン完走サポートブログ
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ナンバ走り・ナンバ歩き

2010-01-12 | フラット走法
「ナンバ走り・ナンバ歩き」とは、
昔の日本人の伝統的な身体動作です。

江戸時代までの日本人は着物姿であったため、
歩いたり走ったりする時に「腕を振る、カラダを捻る」
といった概念がありませんでした。

・農作業時での動作
・相撲のすり足
・剣道の動き
・阿波踊り

すべての動きに共通するのが、同じ側の手足を同時に出しながら
前へと進んでいくという動きです。

江戸時代の飛脚などはこのカラダの使い方で、
1日に200キロも走っていたと言われています。

カラダを捻らない、蹴らない「ナンバ走り・ナンバ歩き」は
現代の省エネ走法である「フラット走法」に良く似ていて、
もの凄く参考になります。

実は「ナンバ歩き」は、
誰もが体験したことのある歩き方です。

階段や坂道などを登っていて疲労困ぱいした時、
中腰でヒザに手を添えながら歩いたことはないでしょうか?

右足を踏み出す時に右ヒザに右手を添える。
左足を踏み出す時に左ヒザに左手を添える。

疲労困ぱいした時に自然と出る歩き方です。
これが「ナンバ歩き」です。

実際に試してもらうと解りますが、この歩き方は
カラダを捻らない、蹴らない歩き方となっています。
足裏全体で押して歩いており、フラット走法と同じです。

しかも疲労困ぱいした時に自然とでる歩き方なのですから、
カラダを楽に使う効率的な歩き方になっています。

この歩き方をフラット走法に応用していきます。

最初に中腰で両ヒザに手を添えながら歩きます。
手を添えたまま徐々にカラダを起こしながら走っていきます。
そして着地の時に添えた手で軽くヒザを押してあげます。

こうした走り方をしていくと、
自然とカラダを捻らない、蹴らない走り方で走れていきます。
足裏全体で着地して押して走る、フラット走法で走れます。

この感覚がつかめてきたら、少しづつ普段の腕振りを
しながら走っていきます。

ジョギングの途中などにも両ヒザに手を添えながら走ったりして、
フラット走法の感覚をつかんでいきます。


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