
このところ、
モーツァルトのピアノ協奏曲ばかり聴いている。
20番、悲痛な第1楽章が誘ったのか。
見る間に東の空がかき曇り、
サアーサーサーと雪を降らす。
そうはさせぬと、
ゴォーゴゴーと北の風が払いのけ、
キリキリキリと土を刺していく。
そのすきに、
時折、南の太陽が覗きはするが、
眉間にしわ寄せ、ビクビクビクの及び腰。
どうも、
行きつ戻りつの季節に、振り回されっぱなし。
なんとかなるか? の 泣き顔も
なんとかなるさ と 笑ったら
なんとかしよう と 日が暮れて
なんとかなった! と 日がのぼる
しんぱいない しんぱいない
あさは かならず やってくる!
決心したり くだけたり
行ったり来たりの ブランコだ
「中途半端」も 愛しちゃえ
花も嵐も あって人生
しんぱいない しんぱいない
あさは かならず やってくる!
なんとかなる なんとかなる
まてば かならず なんとかなる
_____工藤直子「なんとかなる」___
決心したり、砕けたり
キミもワタシも行ったり来たり。
23番、軽快な3楽章が
西の山の向こうに、薄い青を呼び戻す。
明日は晴れるかな。
たこがなくったって、
何とかなったことだし。

心配ない、大丈夫。
何とかなる、何とかなる。
ねっ、
何とかなるよね。ねっ。。