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日本百名山 52、黒 岳(2978m)

2014-08-24 | 日本百名山

日本百名山 52、黒 岳(2978m)


 

普通は、野口五郎岳から真砂岳、赤岳を通り三俣蓮華へ、裏銀座という縦走路を通るのですが、
このルートは赤岳から北にそれて黒岳に向かいます。

ルートは赤線の通りです。

  


そして、下は西隣の雲ノ平からのカシバードでの眺めです。

名前のように、黒々と男性的な強さを現しています。

 

設定: カメラ:STD、レンズ:28mm、風景:森の山々、高さ強調1.5倍。

 

「黒岳は南北二つの岩峰から出来ていて、その北峰のある三角点の2978mが、この山の高度と見なされている。

しかしその三角点から眺めると南峰の方が優に二十米は高い。

すると黒岳の最高点は三千米を越えていることになる。

三千米峰の少ない北アルプスで、この高さはもっと尊重されていい。」と、ありますが、

現在の測量成果では、北峰2977.7m(三等三角点)、南峰2,986mで、
残念ながら3,000mには少し足らないようです。
くだらない話ですが・・・。

 

さて、この山は、別名『水晶岳』とも呼ばれています。

 「・・・というのは

今でも赤岳から黒岳へ行く道筋で、岩の中に白く光った水晶が見出されるからである。

立派な印材を拾おうなどという欲深い人は、尾根筋から谷の方へ下って、一日根気よく探しても見つかるかどうか疑わしいが、登山記念のための水晶ならば、小さいながら六角に結晶した半透明のものが、容易に手に入るだろう。」

(新潮社刊、深田久弥著『日本百名山』より引用) 

 

しかし、自然保護のため、あまりお勧めは出来ませんね。

それより、露天風呂を楽しんだほうがよさそうです。

 

故障中でしたカシミールが、ようやく稼働し始めました。

これからはまた、投稿を急ぎましょう。


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