日本百名山 52、黒 岳(2978m)
普通は、野口五郎岳から真砂岳、赤岳を通り三俣蓮華へ、裏銀座という縦走路を通るのですが、
このルートは赤岳から北にそれて黒岳に向かいます。
ルートは赤線の通りです。
そして、下は西隣の雲ノ平からのカシバードでの眺めです。
名前のように、黒々と男性的な強さを現しています。
設定: カメラ:STD、レンズ:28mm、風景:森の山々、高さ強調1.5倍。
「黒岳は南北二つの岩峰から出来ていて、その北峰のある三角点の2978mが、この山の高度と見なされている。
しかしその三角点から眺めると南峰の方が優に二十米は高い。
すると黒岳の最高点は三千米を越えていることになる。
三千米峰の少ない北アルプスで、この高さはもっと尊重されていい。」と、ありますが、
現在の測量成果では、北峰2977.7m(三等三角点)、南峰2,986mで、
残念ながら3,000mには少し足らないようです。
くだらない話ですが・・・。
さて、この山は、別名『水晶岳』とも呼ばれています。
「・・・というのは
今でも赤岳から黒岳へ行く道筋で、岩の中に白く光った水晶が見出されるからである。
立派な印材を拾おうなどという欲深い人は、尾根筋から谷の方へ下って、一日根気よく探しても見つかるかどうか疑わしいが、登山記念のための水晶ならば、小さいながら六角に結晶した半透明のものが、容易に手に入るだろう。」
(新潮社刊、深田久弥著『日本百名山』より引用)
しかし、自然保護のため、あまりお勧めは出来ませんね。
それより、露天風呂を楽しんだほうがよさそうです。
故障中でしたカシミールが、ようやく稼働し始めました。
これからはまた、投稿を急ぎましょう。
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