地形図 諏訪湖 を懐かしむ
一昨年、一昨々年と2年続けて諏訪湖マラソン(ハーフ)に参加したのが懐かしく思い出せます。
コースは下の赤線です。
コース図を眺めていると、沿道の様子が思い浮かびます。
ホッサ・マグナの崖を過ぎ、左へ最後のコナーに曲がってから、結構距離があり、しんどかったです。
私の人生で、あれが最後のマラソンですね。
もう、歳ですし、腰を痛めてからはその意欲も湧かなくなりました。
さて、諏訪湖といえば、ホッサ・マグナ(赤線)ですが、西南の湖岸に沿って結構高い崖が走っています。
一方、東南には八ケ岳の噴火で川が堰き止められ、内陸部へ向かって逆流しています。(赤い矢印)
そうしてできたのが諏訪湖です。
諏訪湖に向かっては、三角州(薄い黄色)が広がっています。広い水田地帯です。
同じように西北にもできています。
こうして溜まった水は、天竜川へ流れるのみです。
他の30余りの川はみな、諏訪湖に流れ込んでいます。
従って、人口が増え、温泉町として栄え、工業化が進むに従い、水質の悪い湖になりました。
特に70年代から80年代にかけては、アオコが大発生し、湖面は緑色になるわ、悪臭はするわで放置できない様相を呈してきました。
下水道の整備事業などで大分きれいにはなりましたが、もとの姿には及ばないそうです。
ワカサギが多く獲れるのは、水質が悪い証拠だといわれています。
日本列島の “へそ” を清潔にしましょう。
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