日本百名山 38、皇海山(2144m)
この山名の読み方¥は、「すかいやま」(皇海山)だそうです。
そしてその所在は、栃木県と群馬県の境、足尾(日光)山地にあります。
あの有名な足尾鉱毒事件の渡良瀬川の源流です。
設定: カメラ:PEX、レンズ:35mm、風景:日本アルプスの朝、高さ強調1.5倍。
登山コースは赤線です。
「まず庚申山に登り、それから十ほど小さなピークを越えて鋸(のこぎり)岳へ達する。
ピークに一々名前のついているのは信仰登山の名残である。
鋸から一たん深く鞍部へ下って、それから皇海の頂上まで一途の登りになる。・・・
皇海山は、南は六林班(ろくりんはん)峠を経て袈裟丸山に続き、
北は三俣山を経て宿堂坊山、錫ヶ岳、白根山へ伸びている。
この長い山稜も道が開かれているのは一部で、あとは籔と戦わなければならない。
それだけにまた原始的自然美を保っている山城であって、
『埋れた山』を探し求める人たちにとって、これから興味の多い舞台となるであろう。」
(新潮社刊、深田久弥著『日本百名山』より引用)
百名山を読んでいて、いつもこうした難行苦行して未知の世界を訪ねる気持ちを探っていますが、
いまだにハッキリしない。
ここでは、『原始的自然美を保っている山城』といっていますが・・・。
修験者たちの、命ギリギリまでを挑戦する気持ちは・・・、
何かを求めて挑んでおられるのでしょうが、結果は?
結果ではなく、多分、挑戦する心に意味があるのでしょう。
もう私には、その気力はないです。
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