鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

鉄ちゃん爺や  造幣局の通り抜けを行く  (第1回)

2012-04-22 11:59:29 | 日記
大阪の春を締めくくるイベントが「造幣局の通り抜け」だっせ。

南門から北門への一方通行で、後戻りできまへんやろ~ ⇒ だから通り抜け~

大阪人らしい名前がつけられてまっしゃろ。


(JR東西線 大阪城北詰め駅 改札口)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


平日の昼間は乗り降りする客がほとんどおれへん駅なんやけどな~

造幣局の通り抜けの期間だけ、ここが一番近い最寄駅になりまんねんで。

晴れてたら道標はいりまへんな、人の後をついて行ったらよろしおま~


(天満橋方向を 川崎橋の上から撮影)


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左側のビルの地下が京阪電車の天満橋駅でんな、天満橋を渡って沢山の人が
こっちへ歩いてきはりますがな。

なんせ晴れてたら1日で14~15万人の花見客が押し掛けまんねんで。

南門にやって来ましたな~  普段はここは閉まってまっせ。

通り抜けの7日間だけ一般人が入ることができまんねんわ。


(造幣局 南門)


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造幣局の通り抜けって、そのルーツをご存じでっか?

江戸時代には伊勢・藤堂藩の蔵屋敷がここにあったそうですわ。

大川の向こう側は野田という桜の名所だったそうな。

その桜を蔵屋敷で眺めたいと藤堂藩の人が植えたのがルーツらしいでっせ。

明治になってお上が造幣局を造る時に桜もそのまま取り込んだちゅう訳でんな。

1883年(明治16年)に当時の造幣局長だった遠藤勤助はんが局員だけで
花見をするのはもったいないと府民に公開したのが始まりやそうな。

今年で120年以上も続く大阪の春をしめくくる風物詩でんねんわ。

戦争中に一時中止だったそうでっけど戦後の早くに復活したそうでっせ。

そんな話はどうでも良いから~  早よう桜を見せなはれって~

えらい~ すんまへん   ほんなら行きまひょか~


(関山 かんざん)


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東京の荒川堤に咲いていた全国的に有名な里桜の一つらしいでんな。

濃紅な大輪やさかいに遠くからでも見分けがつく桜とちがいまっしゃろか。

造幣局で数が一番多く植えられてるんが、この「関山」(かんざん)ですわ。

なんでも桜は大気汚染に弱くて昭和30年代に昔の木が弱ってしまったんやて~

そこで大気汚染に強い品種ちゅうわけで「関山」(かんざん)が、
ぎょうさん植えられたそうでんな。


(千里香 せんりこう)


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わての~ 説明よりこの掲示板を読んでもらいまひょかな。

ほな~ このパターンで続けまっせ。


(普賢象 ふげんぞう)


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(鬱金 うこん)


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(静香 しずか)


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(一葉 いちよう)


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(麒麟 きりん)


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各地で馴染みの有る八重桜を並べて見たんでっけど、造幣局には珍しい
桜もぎょうさんおますので、貼り付けてみまひょ~

説明板を読んでもろて写し忘れた分だけ、わてが書き込みますわな。


(数珠掛桜 じゅずかけさくら)


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数珠掛桜(じゅずかけざくら)は新潟県の京ケ瀬村にある梅護寺にある桜で

昔、親鸞聖人が数珠を掛けたとの言い伝えから名付けられたそうですわ。

花弁が菊のように咲く珍しい八重桜でんな。


(須磨浦普賢象 すまうらふげんぞう)


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(松前紅紫 まつまえべにむらさき)


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(八重紅枝垂 やえべにしだれ)


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(紅手毬 べにてまり)


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造幣局には「手毬」(てまり)を付けた八重桜が四っほどおますな。

全国でも珍しい品種やそうだっせ。

毎年ながら造幣局では今年の花ちゅうのを決めてまんねんわ。

今年は「小手毬」(こでまり)でんねんて。


(小手毬 こでまり)


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(造幣局 構内の花見客)


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長くなりまっさかいに今日はこのへんでお仕舞いにしまっせ。

ほな~  また覗きにお越しやす 2~3日したら更新しときま~






コメント (22)
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