くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

土木雑誌の復興原発

2014-06-02 | 本,TV,歌,人物など

「日経コンストラクション」http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/NCR/の、「2014.3.10号 特集 復興が抱える不安」と「2014.3.24号 特集 土木が挑む『原発事故』」の2冊です。

東日本大震災関係で、復興や原発でどのような工事が行われているのか、その工事の作業内容や状況が分かる情報はなかなかありません。そんな中で、日経コンストラクションに少し載っていることを知り、その号だけをバックナンバーで購入しました。

資金的なことから、国の事業制度に沿って復興事業を行わねばならず、防潮堤ありきで計画を組み、その計画が復興需要よりも過大と分かっても、見直すことは事業を2,3年戻ることになり簡単ではない…。という、補助金制度の問題点は、震災復興でもそのままのようです。

復興事業でも原発作業でも、人手不足というのが現状のようです。そもそもの技術者の数であり、熟練度の不足でもあるようです。特に、福島県では、避難によって県外に出ている技術者も多く、除染などでも人手が必要なことから作業員の確保は難しいようです。

凍土遮水壁がどのようなもので、原発の地下水をどうバイパスしようとしてるのかが載っています。現状の福島第一原発の難しい条件の中で、前例の無い規模で凍土遮水壁の構築を目指しているそうです。他に最善の方法が無い中で、構築させないといけないという状況もみえてきます。