1月にニュースになった、食品廃棄物の横流しhttp://www.asahi.com/articles/ASJ1H5H87J1HOIPE01K.html他は、色々と思うところがあります。当時のニュースでは、壱番屋とダイコーの間だけで60万食/2年の廃棄量とあり、全国の外食や中食、さらに菓子や加工食品の賞味期限切れまで考えたら、どれだけの食品廃棄があるのか想像できるようにする機会なのだと思います。
写真は「ナショナルジオグラフィック」2014年11月号の「食品ロス 日本の特殊事情」の中に載っていた、農林水産省の2011年度の推計です。「食料のうち、焼却・埋め立てによって処分された食品廃棄物は1,331万トン/年」とあり、想像が難しいくらいの量だが、食料全体の15-16%くらいというのは、自宅やコンビニ・スーパーにあてはめて考えると、想像できそうな気がします。「まだ食べられる『食品ロス』は500~800万トン/年」として考えても、いつか我々に罰が当たるわな…と感じます。
廃棄業者の横流し先が、フードバンクや災害時の任意支援だったら、善悪はどっちと考えるのでしょうか。法律や契約的には当然違反なのですが、当時の外務省訓令に反した杉原千畝さんは例えが違いすぎ…ですが、東日本大震災の時など、こういう横流し的な食料支援はどうだったのでしょうか。食べられる物をどうやって食べきっていこうか、やっていかないといけない時代が迫っていると思います。
ということで、賞味期限切れ後は、私の責任と判断で食べるか決めるものだ、と3.11の東日本大震災以降は思うようになりました。自称、胃腸はあまり丈夫でないですが、特に何事も起きません。一方、消費期限の方は、私は自信が無いです…が。