最近、さいたま辺りのJRの駅で見かけるようになった、天井の"落下防止措置"(だと思います)です。左が北与野駅のホーム階段の天井、右が浦和駅トイレの天井です。既存の天井仕上のスパンドレルの下に、アルミの型材を大胆に渡しています。
駅の一部分なので、必ずしも"特定天井" mlit.go.jp/.../001009501.pdf の基準に該当するわけではなさそうです。ですが、地震等の際に「脱落によって重大な危害を生ずるおそれがある天井」なのは間違いないので、JRとして対応しているのだと思います。
写真の、まんま後付けの見た目を気にしなければ、確かに合理的な施工形態です。しかし、浦和駅の方はまだリニューアルされて5年弱で、照明や空調よりも優先して施工されていたりで、少し残念な印象です…。後付け用の落下防止措置用の方法や部材を、何か考えられるといいと思うのですが…。