くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

斎藤清さんと柳津町

2016-10-22 | 本,TV,歌,人物など

昨日の(→”日本画の公開制作へ”)の後に、斎藤清さんの企画展を見て、斎藤清美術館から周辺の柳津町を少し散策してみました。


斎藤清さんの企画展「TRAVEL 旅する斎藤清」https://www.town.yanaizu.fukushima.jp/bijutsu/を見てきましたが、とてもいいです。半世紀以上も前に海外を旅して、海外の文化を版画で表現されているそうですが、半世紀前の日本の作家さんとは思えない、とてもモダンな版画作品です。晩年、地元の柳津町の風景を描いた作品は、シンプルなモダンさはあるのですが、それに柔らかいまろやかな表現が加わり、日本的な感じに思いました。企画展は12月25日までやっているそうです。


斎藤清美術館前の只見川の土手からの景色で、赤い瑞光寺橋越しに福満虚空菩薩圓藏寺http://www.aizu-reichi.gr.jp/ennzou/が見えています。新しく国道が整備された時に掛けられた2つの下路アーチ橋のようですが、赤い色にしているのは、今では風景の一部として取り入れられているように感じます。


見晴らしの良い場所に建つ、斎藤清アトリエ館です。晩年、暮らした住まい兼アトリエだったそうで、作品に描かれている窓から風景を見せていただきました。


さらに町中を歩いて、上の写真に見えていた圓藏寺へお参りします。その境内は少し紅葉が始まっており、そこから只見川を見下ろしています。これから紅葉が進んでくると、とても良い景色になるように感じます。


前記の写真とは逆に、圓藏寺の舞台から、赤い瑞光寺橋越しに斎藤清美術館の方を眺めています。手前にも、県道の吊り橋がありました。この吊り橋へ行って、そこから切り立った岩の上の圓藏寺の姿を撮ってくればよかったのですね…。