先月のhttp://home.kurade.net/article/176451642.htmlに続き、先週また板橋区立美術館に寄って、今度は「よりぬき長谷川町子展」http://www.itabashiartmuseum.jp/exhibition/ex160827.htmlをみてきました。平日の夕方に寄ったのですが、思ったより人が多く、土日は結構混雑しているのかもしれません。
私にとっての「サザエさん」は、アニメではなく、子どもの頃に実家にあったコミックで読んでいた4コマ漫画です。一緒に読んでいた「いじわるばあさん」とともに、キツめのオチでニヤリとする感じが好きです。その4コマ漫画などの原画を見ることができます。1つ1つアクリルケースに入れられて、壁に掛けられた貴重な原画なのですが、結局は漫画なので読んでニヤリ…という、不思議な状況というか光景?になっています。
原画など多数あるため、先月と違って展示室内もピリピリした空気感?で、スタッフも多く、手に何か持っていると声をかけられるようです。貴重さを見たいわけではないので、笑える漫画の内容を素直に楽しめない展示と漫画のギャップがいただけないです…。
板橋区立美術館は展示室が暗いので、老眼鏡も使ってがんばって主要な漫画を読んでたのですが、どうやら340ページほどもある図録に、展示は収録されているようです…。分厚いせいか、図録は背表紙が無い?珍しい装丁です。ショップで、復刊された「サザエさん うちあけ話」と、「いじわるばあさん」を買ってしまいましたが、やはりこういう感じの長谷川町子さんの漫画が、私は好きなようです。