ウチの近くのヤオコーの駐車場に、高齢運転者マークの駐車スペースができていました。写真分かりにくいですが奥の方で、手前はよくある障害者等用のスペース、真ん中のパイロンが置いてあるとこは歩行通路です。
高齢運転者マークの駐車スペースは、初めて見ました。車を駐車するのは難しい?ので、うまくスペースに入れられない高齢者のために、広めの駐車スペースを用意した…という感じでしょうか。でもそう考えると、初心者マークのスペースも要るような気もしてきます…。
歩くのが多少困難な高齢者を乗せているような車のためのスペースと考えて、そういうのに該当するマークが無いので、便宜上近い、高齢運転者マークを標示したという感じでしょうか。でもそう考えると、ベビーカーや小さい子のいるお母さん用のスペースも、あった方がいい気がしてきます…。
最近は、当たり前のようにある手前の障害者等用の駐車スペースですが、広まって色々考えるようになると、これだと障害者専用のようになってしまう気がします。なぜ、入口近くに広い駐車スペースが必要かと考えると、車の乗り降りが大変なことと、車から建物入口までの移動が大変なこと、からだと思われます。
ということは、障害者はほとんどの人がその大変さに該当しますが、高齢者や赤ちゃんとかと一緒の人なども、人によってはその大変さに該当します。今後意識が進むと、障害者や高齢者のような制度上の区別ではなく、自動車を利用するアクセス困難者のためのスペースとするのがいいような気がします。でも、またそれ用の制度やマークを用意するとなると大変なのかもですが…。
余談ですが、写真手前の身障者マークなどと呼ばれる「国際シンボルマーク」http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/other/z00014/z0001401.htmlですが、なんで「International Symbol of Access」のアクセスの部分を、日本語訳にしなかったんですかね…。今からでも、そこを足して表現するようにした方がいいと思うのですが。この日本語の宙ぶらりんな感じが、このマークの日本でのあいまいな扱いに通じてる気がするのですが…。