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久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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インド赴任日記 Vol.8 ~必然性~

2011年02月19日 | マネジメントセラピー(井上ゆかり、他)

必然性


 

『考えたんだけど・・・井上、お前インドに残れ』

 

その一言で、私は今、ココIndiaにいます

 

 

たった一言で…と思うかもしれませんが、たぶん、その結論に至るには

色々な過程や思考とがつながっていて、その場で思いついたことであったとしても

そこには『必然性』があったのだと、今改めて思います。

 

だからこそ、その一言を言われたとき・・・

戸惑うこともなく『残ります』と言うことが出来たのだと思いますし

今も『すべきことを成すために』ココにいるのだと、考え・感じることが出来るのだと思います。

 

 

代表のBlogでもUPされていますが、『今』私たちは世界に向けて

次々に会社をOPENさせ、進出・拡大を進めています。

 

この動きは、国内の市場が縮小する中で、この動きというのもまた『必然性』のあるものだと思います。

 

そしてまた、他の企業もこの必然性の中で、海外に目を向け、動き出すことと思います。

 

 

企業として成果や利益を上げることには、少なからず市況であったり、

ツキやひらめきのような『偶然』も存在すと思います。

たまたま、1つの商品が何かのきっかけでブームになり、急成長を遂げた企業も多くあります。

 

しかし逆に、組織として成果が上げられないこと=失敗することには、『偶然』は存在しないと思います。

そこには失敗する『要因』が必ず存在し、『失敗すべくして失敗する』のだと思います。

 

企業が衰退していく様子を描いたビジョナリーカンパニー3でも

衰退していく企業の『失敗要因』が書かれていますが、どの企業でも法則や条件が揃っていることが分かります。

 

『必然性』があって海外に進出した企業が、これもまた『必然性』があって失敗したり成功したりしていきます。

私たち駐在員は日本にいる多くの社員と、そしてこれから入社してくるであろう社員

それから一番大切な、今、そしてこれから出会うお客様へのserviceを継続するという

大きなmissionを持って、各々の地域に赴任しています。

 

それはつまり、成功する/失敗する『必然性』を生み出すのは、本社の意思でも決定でもなく

私たちの思考であり、その思考に反映される1つひとつの行動なのだと思います。

 

そう考えると、うかうか日曜も寝ていられません。

『必然性』を生み出すことが出来るchanceをもらっているわけですから

 

良いことは、偶然に起こる

でも悪いことには偶然はない。

そこには必然しかない。   By 井上栄一(祖父)

 

手厳しいおじいちゃんの言葉を改めて思い起こす日々です。

 

 

                                      井上ゆかり

 


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