Responsibility ~責任~
『ポジションではなく、責任にこだわれ』
これは、ドラッカーの書籍の中で書かれている言葉です。
※代表に教えてもらいました。。。
社会人として仕事をしている人であれば、誰もが
何らかしらの『責任』を負って仕事をしていると思います。
その『責任』は誰が決めているのでしょう??
会社の中でのposition??
組織における役割??
それとも、企業内のsection??
それはいずれもNoではないでしょうか。
『責任』の範囲は、自分が決定づけているとドラッカーは続けています。
つまり、責任の所在をどこにあると考え、自分の責任の範囲をどこに置くのか
それは自分が決め、自分がその中で動いているということしょう。
よくよく考えると、思い当たる節が…沢山あります。
何か問題が起こったとき、その問題の原因や責任を、『自己』に起因出来る人はどれだけいるでしょう。
知らず知らずに、その責任は役職者にあると考えてしまうことが多くあると思います。
私自身も例に漏れず()うっかり気を抜いていると、自分の責任の範囲を狭めていることに気が付きます。
今は、インドに赴任しているから…
国際事業に絡むことだったら…
そうやって、一生懸命、でも知らず知らずに自分自身に言いわけをして
組織の中に起きた問題について、関心ですら薄くなっていることがあります。。。
『ポジションではなく、責任にこだわれ』
今自分がいるpositionでもなく、役割でもなく、sectionでも、なんでもなく…
自分がどこまで『自己の責任』の範囲を広げることが出来たとき
そこが、自分の器であり、自分のpositionになるのではないかと思います。
頼まれごとは、試されごととは言いますが…
頼まれる=責任を委譲されるとき、その人の『器』が試されている時だということですね。
仕事を依頼されているとき…
企業で起こったことは全てが『自分自身の責任』であり
そして、自分自身の責任だからこそ、解決出来る問題なのだと思います
海外への事業展開は、赴任している人間も、そして赴任者を出している本社側も
お互いに責任がどこにあるのか…
それを考えて行き詰ったり、疑心暗鬼になってしまうシチュエーションに、よく出会います。
でも、お互いが『自己の責任』としてとらえて、解決に向けて動き出したとき
その組織はとても強い組織になると思います。
またそうなった時に初めて、海外における『日系企業』としての
positionを確立出来るのかもしれませんね。
例えどこに居ても…
そして社外の人間であったとしても…
関わらせていただいく企業の責任を、全て負う『覚悟』を、改めて感じた休日でした
井上ゆかり
最新の画像[もっと見る]