末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

高齢者こそ肉食を

2012-09-17 20:07:11 | 生活
今日開いたバラ 秋向けに剪定したバラがもう開きました

小生肉が大好きですが、中高年にとって肉を食べるのは

肥満の原因といわれてきましたので心配しながら食べていましたが

日経デジタルの記事に

「高齢者こそ肉食を 骨折・貧血予防、老化遅らせる効果も」というのを

見つけホットしましたので、ご参考までその記事内容をご紹介します。


高齢者は毎日肉を食べて欲しい

「食が細くなりがちな高齢者は意識して肉を食べるようにしたほうがよい。

転倒による骨折や貧血などを防げる。老化を遅らせる効果も期待できるので

「毎日食べてほしい」と専門家は言っています。


時計草ピッコロッソは凄い繁殖力です

やせ形は寿命が短い

中高年にとって、肉のとりすぎは

メタボリック症候群につながるという印象が強いのですが、

高齢者だと事情が変わります。

高齢者を8年間追跡調査した結果

やせている高齢者は早く亡くなる傾向があるとの事です。

それは老化に伴って食が細くなる上に、栄養の吸収効率が下がり

栄養不足になってしまうからです。

特に蛋白質が不足すると、足腰の筋力が低下し転倒しやすくなり

寝たきりの危険性が増し、また病原体などから身を守る

免疫機能も低下します。


フェンスに長く伸びたピッコロッソ

肉は必須アミノ酸をバランスよく含み吸収効率も高い

間の筋肉や内臓などを作るたんぱく質は20種類のアミノ酸からできていますが

トリプトファン、リジン、バリン、メチオニンなど9種類の「必須アミノ酸」は

体内では合成できないので、食事で補うしかありません。

肉は魚介類とともに必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。

一方植物性食品は大豆を除いて含有量が少ないのです。

その上肉は最も効率的に必須アミノ酸を体内に取り込め

体内で吸収される効率は97%と高く、直物性の84%を上回ります。

また肉に含まれるアミノ酸は加熱調理しても壊れにくいのです。

また脂肪に含まれるコレステロールも、適量なら血管を丈夫にし

脳卒中を防止する効果があるとの報告も出ている様です。


余り伸びたので今日切ってすっきりしました


目安は1日100グラム

食べる量は日に100グラムが目安で

最低でも朝食、昼食、夕食のどこかで食べるようにするのが望ましいとの事です。 

なお厚生労働省は大人が1日に摂取するたんぱく質の目安を

男性60グラム、女性50グラムに設定しており

肉100グラムだととりすぎのような気がしますが

蛋白質の量はその2-3割ほどで、高齢者は吸収効率が落ちており

食べ過ぎは気にしなくてよいとのことです。


肉の効用

筋力低下を防ぐ:適度な運動と組み合わせると、足腰の筋肉を維持できます。

貧血予防:レバーなどに含まれる鉄は、植物からの鉄より吸収されやすい。

血圧を下げる:必須アミノ酸のメチオニンは血圧の上昇を抑えます。

免疫力向上:動物性蛋白質は免疫力を高め、また特に癌細胞などを殺す
        ナチュラルキラー細胞の働きを高めます。

うつの予防:不足するとうつ状態になるとされる脳内物質セロトニンは
        必須アミノ酸トリプトファンから作られます。


切った残骸を干している所