今日は雛祭りですね。
雛祭りは女の子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事ですから
爺婆二人の我が家では関係はないのですが、
娘の雛人形を我が家で保管しているため、家内は毎年雛祭りが近くなると
箱の中に雛人形を仕舞ったままにしているのは可哀想と、箱から出して飾っています。
但し手のかからぬように、雛壇や飾りの類は出さず、人形だけを机の上に並べています。
雛祭りは女の子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事ですから
爺婆二人の我が家では関係はないのですが、
娘の雛人形を我が家で保管しているため、家内は毎年雛祭りが近くなると
箱の中に雛人形を仕舞ったままにしているのは可哀想と、箱から出して飾っています。
但し手のかからぬように、雛壇や飾りの類は出さず、人形だけを机の上に並べています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/d4/fe6f1c34c54217863f1bc5c3509ca7d3.jpg)
ちょっと殺風景な机に並べられた雛人形
実は家内は昨朝から実家の母の介護の手伝いに出かけたため、
少し早い一日にちらし寿司を作り人形に供え、二人で寿司を食べるだけのひな祭りをしました。
雛人形については女性の方はよくご存じでしょうが、余り正確には知らないと思われる男性諸氏のために、
ひな人形の説明を下記しました。
内裏雛(だいりびな)あるいは親王
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2a/c1651387eebb1ea6b1671969cfee2584.jpg)
一番後ろに飾る親王と親王妃です。繧繝縁(うんげんべり)の厚畳の親王台が敷かれています。
なお繧繝縁とは繧繝錦のへりをつけた畳です。
そして繧繝錦とは繧繝による彩色の間に花・鳥・菱(ひし)などの文様を配置した畳などの敷物のへりで、
繧繝とは同じ色を濃から淡へ、淡から濃へと層をなすように繰り返す彩色法の事です。
三人官女
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/86/b37a94c856ec4e514696318986f46f24.jpg)
宮中に仕える女官です。
向かって左の女官は、銚子を右手に握って、左手を開いています。
中央座ってりお三宝を持つ女官は 一人だけお歯黒で眉毛をそっています。女官長です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/eb/7e592fa869d002095670d0706c75e642.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/d2/5395c7536f1d84403e05be632cea0e6b.jpg)
能のお囃子を奏でる5人の楽人をあらわしています。
向かって左から、太鼓(たいこ)、大鼓(おおづつみ)、小鼓(こづつみ)、笛(ふえ)、そして謡(うたい)の楽人の順で
左から楽器が大きい順番に並んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/bd/28904fdd88b49d4e928397fd5ad29689.jpg)
随身(ずいじん、ずいしん)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/1c/9792168b56742dd817aecf6888e3f839.jpg)
通称右大臣と左大臣で、向かって左が右大臣で若者、右が左大臣で年配者です。
いずれも武官の姿です。
仕丁(しちょう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d7/f614328b335e334c41c302134e6ae899.jpg)
仕丁あるいは衛士(えじ)で従者をあらわしており、通常3人1組です。
向かって左から台傘(だいがさ=日傘)をかざしてお供する従者、
殿のはきものをお預かりする沓台を持つ従者、
雨をよける丸い立傘(たてがさ=雨傘)を持つ従者です。
少し早い一日にちらし寿司を作り人形に供え、二人で寿司を食べるだけのひな祭りをしました。
雛人形については女性の方はよくご存じでしょうが、余り正確には知らないと思われる男性諸氏のために、
ひな人形の説明を下記しました。
内裏雛(だいりびな)あるいは親王
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2a/c1651387eebb1ea6b1671969cfee2584.jpg)
内裏雛
一番後ろに飾る親王と親王妃です。繧繝縁(うんげんべり)の厚畳の親王台が敷かれています。
なお繧繝縁とは繧繝錦のへりをつけた畳です。
そして繧繝錦とは繧繝による彩色の間に花・鳥・菱(ひし)などの文様を配置した畳などの敷物のへりで、
繧繝とは同じ色を濃から淡へ、淡から濃へと層をなすように繰り返す彩色法の事です。
三人官女
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/86/b37a94c856ec4e514696318986f46f24.jpg)
三人官女
宮中に仕える女官です。
向かって左の女官は、銚子を右手に握って、左手を開いています。
中央座ってりお三宝を持つ女官は 一人だけお歯黒で眉毛をそっています。女官長です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/eb/7e592fa869d002095670d0706c75e642.jpg)
女官長。写真を撮るために動かしたら盃がずれてしまました
五人囃子(ごにんばやし)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/d2/5395c7536f1d84403e05be632cea0e6b.jpg)
五人囃子
能のお囃子を奏でる5人の楽人をあらわしています。
向かって左から、太鼓(たいこ)、大鼓(おおづつみ)、小鼓(こづつみ)、笛(ふえ)、そして謡(うたい)の楽人の順で
左から楽器が大きい順番に並んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/bd/28904fdd88b49d4e928397fd5ad29689.jpg)
中央の小鼓を持った楽人
随身(ずいじん、ずいしん)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/1c/9792168b56742dd817aecf6888e3f839.jpg)
随身
通称右大臣と左大臣で、向かって左が右大臣で若者、右が左大臣で年配者です。
いずれも武官の姿です。
仕丁(しちょう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d7/f614328b335e334c41c302134e6ae899.jpg)
仕 丁
仕丁あるいは衛士(えじ)で従者をあらわしており、通常3人1組です。
向かって左から台傘(だいがさ=日傘)をかざしてお供する従者、
殿のはきものをお預かりする沓台を持つ従者、
雨をよける丸い立傘(たてがさ=雨傘)を持つ従者です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/e4/234f919a8ccdb04ad246566f5d1a8b7d.jpg)
沓台を持つ従者
お雛様も箱から出て喜んでいることでしょう。
知らないことが多いです、詳しくご解説ありがとうございます。
お詳しいですね
我が家では娘が嫁に行く時持たせてやりましたので
果たして その後飾ってる?
今日我が家で老雛祭り!
とても良い勉強になりました。
この様に綺麗な姫や女官たちに囲まれて楽しい日を過ごしましたね。
出したりしまったりが億劫になっていますので(笑い)
ktempleさんとお雛様で、お留守番ですね(笑)
賑やかでいいです、お囃子が聞こえて来るかも知れませんね(^_-)-☆
年に一度外の空気を吸って、人形も
喜んでくれればと思っています。
説明ご参考になれば嬉しいです。
娘の所の孫が大きくなってからは
娘の所では飾らなくなりました。
お蔭で毎年雛人形を眺められるのも
いいものです。
ちょっと寂しいですね。
小生自身は妹は3歳で他界したため、兄との二人
でしたから、やはり無縁でした。
今は女の孫は娘の所に一人、息子の所には3人と
賑やかです。
飾られるのですね。
サイドボードの上に飾るのもいいですね。
朝起きると小生の寝室以外では先ず雛人形を
飾っている部屋の雨戸をあけて明るくしてやっています。