はじめに
気早な家内ですので、家内の雛人形と娘の雛人形を
飾ったのは先月の中半で、その写真をその後直ぐ撮って
三日になったら掲載しようと思っていたのですが
すっかり忘れていました。
半月ほど我が家に華やかな気分を漂わしてくれた雛人形に感謝の気持ちを込めて
時季外れになりましたが掲載させて頂きます。
なおそれぞれの人形について詳しい方が多いと思いますが
小生は余り知りませんでしたので、人形の解説も付記させて頂きます。
雛人形について
雛人形は平安貴族の婚礼の様子を表しているともいわれており
婚礼は夜に行われたので、雛人形には雪洞(ぼんぼり)の灯りをともします。
新郎新婦である内裏雛、そのお世話をする官女や、護衛の随身、宴を盛り上げる五人囃子
さまざまな嫁入り道具などが揃ったものが標準的な雛人形となった様です。
関東と関西(主に京都)では、内裏雛の置き方が逆になることが多く
関東では、向かって左側が男雛で右側が女雛 京都や関西の一部では
向かって右側が男雛で左側が女雛です。
これは日本には古くから「左方上位」という考え方があったためで
平安時代の帝は、妃の左側(向かって右)へ座っていました。
京都と関西の一部ではそのしきたりに従って、内裏雛を並べているのです。
一方明治時代の終わり頃から日本でも西洋に準じたルールが取り入れられ
現在の皇室では、天皇は皇后の右側(向かって左側)に立たれます。
つまり関西(京都)は昔のルール、関東は今のルールに従っている訳ですから
どちらが正しくてどちらが間違いとは言えないのです。
そしてお祝い事には奇数がよいとされていることから
雛段は七段あるいは三段、五段が基本形になっています。
基本形の七段飾りは場所を取るのでそれをコンパクトにしたのが三段や五段の雛段飾りです。
三段飾りの場合は七段飾りの「一段目(内裏雛)」「二段目(三人官女)」
「七段目(雛道具)」を
五段飾りは七段飾りの「一段目(内裏雛)」「二段目(三人官女)」 「三段目(五人囃子)」
「四段目(随身)」「七段目(雛道具)」を飾るのが多く見られます。
家内の雛人形
家内の雛人形は内裏雛だけです。
娘の雛人形
娘の雛人形は5段飾りです。
以前は雛壇をつくり雛人形の他に雪洞その他色々飾りましたが
今は机の上に5段の雛人形を並べるだけです。
五段の雛人形
内裏雛
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女内裏雛 男内裏雛
内裏雛は天皇と皇后をモデルにしているといわれています。
女内裏雛が持つ扇の裏側には、儀式のお作法などが貼られていました。
扇は女性が顔を隠すためにも持っていたそうです。
宮中では、女性が人前で顔を見せることは良くないこととされていたからです。
男内裏雛が右手に持つ笏(しゃく)の裏側には
儀式の段取りや出席者の名前が貼られていました。
三人官女
銚子を持った女官 盃を載せた三宝を前に置いた女官 長柄の銚子を持った女官
三人官女は女雛のお付きの女官です。
ただのお世話係とは違って、生活管理から雑務まで行い非常に仕事の出来る女性であり
優秀な女性のみがなれたそうです。
三人官女の持ち物は もちろんセットによって例外はありますが
下記の銚子、盃(三宝)、長柄銚子が一般的です。
・銚子:長柄銚子にお酒を注ぐ道具で
お酒を加えるという意味で「加銚子」とも呼ばれています。
長柄銚子と比べ、柄がない手持ちタイプです。
・三宝:盃を乗せる台。
・長柄の銚子:柄の長い、白酒をつぐ道具で
お酌するときに直接器へとお酒を注ぐものです。
終り
、
そういえば 皆奇数ですね
可愛いものは長く飾っていたいですね(笑)
お家の中が、暫く華やいで賑やかになりますね(^_-)-☆
お役にたて様で嬉しいです。
可愛らしい人形を飾ると、本当に家の中が
華やいでくれます。
雛人形を飾ると本当に春らしい
うきうき感になります。
孫たち全員が女の子ということになり
なんと神はうまく男女バランスをお考えだなと思う次第です。
我が家にはひな人形はありませんが勉強になりましたよ。
兄と二人の兄弟でした。
子供は幸い娘と息子の二人だったため、
雛人形を飾りました。
孫は男一人に対し女4人です。
今回のブログ少しでもお役に立てば嬉しいです。