末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

復元された東京駅 その1

2012-10-18 16:33:54 | 東京散歩
昨日家内があけぼの山のコスモスが満開になっただろうから

写真を撮りにいかないかと誘ってくれたのですが

「コスモスの写真は皆さんが素敵な写真を掲載されているので

もう興味が無くなった」というと、折角お化粧したのに残念との事。

それでは少し足に無理をしてでも

復元された東京駅を見に行こうという事になり行ってきました。

皆さんもTVや新聞で復元東京駅を色々とご覧になっていることと思いますが、

折角撮ってきたので掲載させて頂くことにします。

ご存知の事と思いますが先ず始めに復元工事について少し触れましょう。

復元工事の概略

当初の東京駅(インターネットサイトより借用)

1914(大正3)年に完成した東京駅丸の内口の赤レンガ駅舎は

辰野金吾により設計され、その堂々たる姿で愛されてきましたが

1945年戦災により南北のドームと屋根・内装を焼失。

焼けた東京駅(インターネットサイトより借用)

戦後は3階建ての駅舎を2階建て駅舎に

南北両側のドームも八角形の暫定的な形に復旧された状態で

経緯してきました。


復元前の東京駅(インターネットサイトより借用)

復元前のドーム(インターネットサイトより借用)

今回の「保存・復原工事」では、外観を創建時の姿に忠実に再現するとともに

総重量7万トンの駅舎の基礎部分には

免震装置として約350台の免震ゴムと約160台のオイルダンパーが設けられ

それに合わせて2層構造の地下階も増設され

駐車場、駅施設などに利用される様になっています。


工事用図面(インターネットサイトより借用)

2007年から開始された復原工事は総事業費約500億円で

外観のみならず南北両側にあるドーム内部についても

創建当時の写真などを参考にして復原され

また既存の材料を極力活用しながら行われました。

例えば屋根に使用されているスレート板は

以前の八角形屋根から取り外し

宮城県石巻市で洗浄・調査中に東日本大震災に遭い、

津波で流出後回収に成功したものも含まれています


復元された東京駅

東京駅の横の長さは335メートルありますから

全体写真を撮るのは難しいです。

まずインターネット上に復元イメージ図ありましたのでそれを掲載します。

復元東京駅イメージ図(インターネットサイトより借用)

全体像をお分かり頂いた所で小生の写真を掲載します。

駅前には写真を撮られる沢山の人がおられ、杖をついての写真撮りでは

中々上手くいきませんでした。

先ず少し離れた丸ビルから撮った写真です。

正面向かって右側の南ドームと正面入り口付近

上に続く北側ドームまで

次に建物近くで撮った写真を右サイドから順次掲載します。

正面向かって右側である南側部分

上に続く部分で、中央はステーションホテル入り口

上に続く駅の中央に当たる正面入り口

正面入り口(皇室出入り口)から北側ドームまで


次回は正面入り口やドーム等の個々をご紹介します。