末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

復元された東京駅 その4 丸の内側のビル群

2012-10-27 09:06:33 | 東京散歩
復元された東京駅の丸の内側に対面するビル群も

以前とすっかり変わって新しくなっていますのでご紹介します。


丸の内側のビル群の位置

Google mapより

見にくい写真で恐縮ですが、東京駅前から見れるビルは

写真下からJPタワー(下中央の「〒東京中央」とある所)、丸の内ビル、

(幸行通り)、新丸ビル、日本生命丸の内ビル、丸の内オアゾ等です。

実は小生これ等ビルの中で入った事のあるのは、新丸ビルと丸の内オアゾ

の中の1ビルだけですから、調べてみて知った事が大半で

これから機会をみて探索するのが楽しみです。


JPタワー

逆光で見にくいですが、手前に旧局舎がその後ろがJPタワー


旧東京中央郵便局(借り物写真)

竣工 2012年5月31日  地上38階、地下4階、塔屋3階 高さ200米

郵便局株式会社とJR東日本、三菱地所の共同事業により

旧東京中央郵便局敷地に建設された超高層ビルです。

建築物としては、旧東京中央郵便局舎旧局舎の駅前広場に面する北側及び

東京駅丸の内駅舎に面する北東側部分が外観保存された低層棟と

高層棟から構成されています。

2012年5月に竣工し、同年7月17日より東京中央郵便局、

ゆうちょ銀行本店等がJPタワーに移転、オープンしました。

なおJPタワー全体のオープンは2013年3月を予定されています。

各階の構成

B1-1階 東京中央郵便局、東京シティーアイ

2~3階  学術文化総合ミュージアム他、

4~5階  国際カンフェレンスセンター

1~6階  商業施設

8~38階 オフィス 


丸の内ビルディング(愛称丸ビル


竣工2002年 地上37階地下4階 高さ179.2米

「東洋一のビル」と称された丸ノ内ビルヂング(1923年竣工)を

建て替えて完成した高層複合ビルで、低層商業フロア部分は

旧丸ビルの31mスカイラインを踏襲しているようです。

旧丸ビル

名称も「丸ノ内ビルヂング」から「丸の内ビルディング」に改称されました。

各階の構成

地下1階~4階  ショッピングゾーン、

5階~36階   レストランゾーン 、

地下1~8階   インタラクティブゾーン

9~34階    ビジネスゾーン 


行幸通



以前にも掲載した行幸通りは、左に丸ビル右に新丸ビルの間に拡がる

外国大使等が就任した時に馬車で皇居へと向かう広い道です。


新丸の内ビルディング(愛称 新丸ビル)


2007年4月19日に竣工 地上38階地下4階 高さ197.6米

1952年に建設された8階建ての新丸ノ内ビルヂングを建て替えたもので

建物のコンセプトデザインには、英国の建築家マイケル・ホプキンス卿を起用し

当地区の歴史性と周辺環境との調和に配慮した計画となっています。

新丸ビルは、丸ビルより少し規模が大きいのですが

低層及び高層部分ともに「丸ビル」の高さやボリューム感と合わせています。

各階の構成

地下1~4階  ショッピングゾーン(113店舗)、

5~6階    レストランゾーン(32店舗)

7階     丸の内ハウス(8店舗)
       (街のゲストハウスと位置づけられたレストラン)

9階~37階   オフィスゾーン 


旧新丸ビル(借り物写真)

旧新丸ビルは勤めていた会社の本社所在地で管理部門がり

事業部関係に属した小生は近くの大手町ビル等にオフィスがあったので

新丸ビルの管理部門にはよく通った懐かしい建物です。


日本工業倶楽部会館・三菱UFJ信託本店ビル

竣工2003年3月 地上30階、塔屋2階、地下4階 高さ148.4米

最初のGoogle mapの新丸ビルの上にビル名が切れているビルがありますが

それがこのビルです。

日本工業倶楽部会館・三菱UFJ信託本店ビル


以前の日本工業倶楽部会館(借り物写真)

実はこのビルは、以前この場所にあり国登録有形文化財だった

日本工業倶楽部会館(大正9年築)の保存再生を図るとともに

エリアの有効活用のため高層化されたビルで

会館は、現代的な三菱UFJ信託銀行本店ビルと一体化されました。

ただ地上30階建ての三菱信託銀行本店ビルは

会館のやや後方に建てられ、一見別の建物のように見えます。

会館の正面屋上の人像が珍しく、写真に撮ってあったので掲載します。

人像が見える倶楽部正面屋根

この像は小倉右一郎作の二つの人像で

男性はハンマー、女性は糸巻きを手にし

当時の二大工業石炭と紡績を示しているものだそうです。



丸の内オアゾ(英称:Marunouchi) OAZO

東京駅丸の内口前にあった旧日本国有鉄道本社ビル・交通公社ビル・

東京中央ビル跡等を再開発して造られた複合商業施設のビル群で

次のマップに見られる通り、日本生命丸の内ビル、丸の内センタービル、

新丸の内センタービル、丸の内北口ビル、丸の内ホテル・オアゾ商業施設棟

○○広場(おおひろば)があります。

オアゾマップ(Google mapより)

2004年にオープンし、近隣の丸の内ビルディングと共に

東京駅周辺の新名所となっています。

名前のオアゾ(OAZO)は、丸の内地区(O)と大手町(O)を

包括的に(AZ)結ぶ、「Office&Amenity ZOne」であることを表現しており、

エスペラントで「オアシス、憩いの地」を意味するオアーゾ(oazo)の

意味も含んでいるとの事です。

先日小生、丸の内ホテル・オアゾ商業施設棟で食事をとったのですが

丸の内オアゾとはこの棟の事とばかり思っていたのですが

今回調べて丸の内オアゾの実体を初めて知ったので

これからまた改めて探索したいと思っています。

なお写真を撮ってあったのは、日本生命丸の内ビル

遠くから見た丸の内ホテル・オアゾ商業施設棟と

その奥の多分丸の内北口ビルだけでした。

ご参考までその他の写真はインターネットからの借り物写真です。


日本生命丸の内ビル 

左ビルが日本生命丸の内ビル、中央が丸の内ホテル・オアゾ商業施設棟
右は東京駅

竣工 2004年9月  地上29階地下4階 塔屋1階 高さ158.85米
 
全館オフィスビル


丸の内ホテル・オアゾ商業施設棟 

左丸の内ホテル・オアゾ商業施設棟、その奥丸の内北口ビル
右東京駅北口ドーム

丸の内ホテル・オアゾ商業施設棟(借り物写真)

竣工 2004年9月  地上17階地下4階

各階の構成

1~4階 丸善丸の内本店、

地下1階~6階 レストラン、ショップ 

7階~17階 丸ノ内ホテル



○広場(おおひろば)

「丸の内(○:マル)と大手町(○:オー)をつなぐ広場」というのが

名称の由来で、多くの人が集い賑わう場所であるという

願いが込められているとか。

ピカソの『ゲルニカ』の原寸大複製陶板壁画が

飾られているようですが、小生未だ見ていません。
ゲルニカ原寸大複製陶板壁画(借り物写真)


丸の内北口ビル

 
丸の内北口ビル(借り物写真)
     

竣工 2004年9月

地上24階地下3階 塔屋2階  地上29階地下4階 塔屋1階 147.43m
  
全館 オフィスビル

丸の内センタービル

丸の内センタービル(借り物写真)

竣工 1984年11月 地上20階地下4階 塔屋2階 高さ86m
 
全館 オフィスビル
  

新丸の内センタービル 

新丸の内センタービル(借り物写真)
 

竣工 2004年9月 地上24階地下3階 塔屋2階  高さ 119.92m

各階の構成

地下1~7階 ショップとレストラン、
 
9~37階  オフィスゾーン